「イタリアに娘3人を連れて旅したい」そんな新たな夢が生まれた私。最初に取り掛かったのは、「いくらかかるか」を調べることです。
どれだけのお金がかかるか自覚すると、「いつかできたらいいな」という「夢」が現実味を帯びてきます。まずは情報を集めましょう。
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航空券代はチケット予約サイトをチェック
海外旅行にかかる費用のうち、大きい金額なのが航空券です。時期や航空会社、取扱会社によって価格が異なるため、正確な予算を把握しにくいのですが、概算は把握できます。
「格安 航空券 イタリア」などと検索すると、多くのサイトがヒットします。料金を確認してみましょう。
私が利用するサイトには以下のようなものがあります。
海外旅行・海外ツアー・海外航空券・海外ホテルの比較サイト。
海外航空券・格安航空券の検索サイト。
検索すると「イタリア 4万円~」みたいに安価な価格が表示されていることがありますが、これは要注意です。
クリックしてみても、サイトにそのチケットが見つからなかったり、見つかっても乗り継ぎ回数がやたらに多かったり、乗り換えの待ち時間が20時間(それも現地の夜間)くらいあるなど、ものすごく条件の悪いプランもありました。
現実に利用できそうな条件のチケットを価格の参考にしましょう。
また、今回の私達の旅は宿を決めていたため航空券のみを探しましたが、もしも決めた宿がなければ、ホテルと航空券がセットで「終日フリー&添乗員なし」が安い場合もあります。
宿泊費もネットで簡単に確認
私が初めてイタリアを訪れた16年前は、日本からイタリアのホテルを予約したくても、それぞれのホテルのイタリア語でかかれた価格情報を確認するしかなく(予約も電話が必要だったり)、とても不便でした。
今はネットで現地の宿や価格を確認できて、とても便利ですね。私がよく利用するサイトは以下のものがあります。
世界最大の予約サイト
現地の方のお宅に泊まる民泊サービスのサイト
実際に予約するときは、キャンセルポリシーも確認しておきましょう。後から旅の予定が変わったり、もっとよい宿が見つかることがあるからです。
国内移動の金額も忘れずに
今回のイタリア旅では、ローマを拠点にポンペイやフィレンツェ、ボローニャなどへ足を伸ばすことを考えました。
日本国内でも新幹線や特急列車などに乗れば、けっこうなお金がかかります。外国で国内移動する費用も、確認しておきましょう。
これまた今では、日本国内にいながら、乗り継ぎ案内から料金確認、予約までがオンラインで可能です。ほんと、便利になりましたね……。
ヨーロッパの鉄道の予約サイト
トレタニア
イタリアの国鉄
実際に購入の場合は、手数料がかかるサイトもあるので注意しましょう。
各施設の入場料、ガイド料金
美術館などの入場料金やガイド料金も確認しましょう。今回のイタリア旅の場合は、こんなサイトをチェックしました。
生ハムとパルミジャーノ・レッジャーノ工場見学(貸し切り車・ガイド付き)(イタリア人の夫<運転手>、日本人の妻<ガイド>で営むツアーガイド)
上記サイトは、全て日本からのオンライン予約が可能です。なんども繰り返しますが、ホントに便利になりましたね……。
食費はおやつや水も忘れずに
食費も概算で出しておきましょう。
イタリアも含め、外食が日本以上に高い国もありますし、旅行中は間食が増え、海外では水も購入するので、日本での食費よりも多めに見積もると無理がない予算になります。
自炊できる宿を選ぶと、少し節約できますね。
海外Wi-Fi
初めてのイタリア旅行ではいらなくて、今は必須のものといえば海外Wi-Fiです。このサイトで料金を比較・確認しました。
実際に申し込むときには、渡航先が使える国か、割引特典の有無など確認しましょう。
私の場合は、宿がFree Wi-Fiだったので、データ量の少ない一番安いプランで申し込みました。
おまけ:古いトラベラーズチェックの換金
今回の旅のついでに実行しようと考えたのが、古いトラベラーズの換金です。
16年前、イタリアを初めて旅したときは、クレジットカードを持っていたものの、まだ使えるところも少ないと聴いていたため、トラベラーズチェックも持参しました。
ところが、私が買い物をするのは小さい商店や宿ばかりだったこともあり、トラベラーズチェックは使えずじまいでした。
いつか使うかもと持っていましたが、2014年にはAmexが日本でのトラベラーズチェック販売を終了。クレジットカードでの支払いも一般的になり、いよいよ使う機会はなくなりそうです。
しかし、私が住む富山の農村部には、トラベラーズチェックの換金場所がなく、そのまま手元に保管しておりました。
Amexに問合せたところ、イタリアへと飛び立つ予定の中部国際空港の両替窓口で、日本円に換金できることが分かりました。
渡航前に換金すれば、イタリアでのお小遣いになりそうです。しめしめ。
具体的な方法と金額の把握で「夢」が身近に
と、こんな感じて、「夢の旅」にかかる費用を出してみました。
この金額を見て、工面に問題ないか、もっと安く上げる方法はないか、安全面で無理のない行程かなどを再検討しました。
4人分の旅費は合計すると小さな金額ではありませんが、イタリアで贅沢しなければなんとかなりそうだと判断しました。
私が20代で海外旅行にしばしば出かけていた頃は、旅先の情報集めは旅行ガイドブック『地球の歩き方』やムック『るるぶ』の海外版、格安航空券の購入は海外旅行情報誌『ABロード』が頼りでした。
ホームページを持っている施設は少なく、あっても日本語はおろか英語表記もない場合が多くありました。
しかし、今はインターネットで多くのことが事前に調べられます。今回サイトをチェックしてみて予約や購入も、けっこう簡単だと分かりました。
行きたい場所ややりたいことがあるなら、その方法や費用を調べてみましょう。「夢」が現実世界のこととして具体的に想像できるようになると、ワクワクしてきます。すると、実行に移すのがグっと楽になりますよ。
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