日々の仕事や家事育児に追われていると、「今日もやりたいことができなかった」となってしまいがちです。
そうならないためには、「やりたいこと」の優先順位を上げる必要があります。
といっても、自分のやりたいことは、日々のタスクに追いやられがちです。
どうしたら、自分の希望を優先することができるのでしょうか。
死ぬまでの時間を考える
「メメント・モリ」という言葉をご存知でしょうか。
ラテン語で「自分が必ず死ぬことを忘れるな」という意味です。
人生が80年だとすれば、約30000日。
今43歳の私の、残りの人生は13500日です。
身体と頭が思うように動く日数は、さらに少ないことでしょう。
残りの人生を意識すると、時間の大切さが身にしみます。
やりたいことはやっておかなければ、悔いが残りそうです。
死んだときにどう思われるか。自分史に何を書きたいか
あなたは、自分の葬式を想像したことがありますか。
葬儀に集まった人たちは、あなたのことをなんと言って偲んでいるでしょうか。
弔事ではあなたの人柄や生前の活躍がどう語られるでしょうか。
そのとき、どんな風に思われていたいかを想像すると、自分の価値観が見えてくるのではないでしょうか。
死ぬのを考えるのはちょっと……という方は、自分史を書くことを想像してみてはどうでしょうか。
あなたは自分史にどんな人生を記したいですか。
価値観から遡って今日やることを考える
価値観が見えてくると、その価値観を満たすためにどうありたいか、何をやりたいかが見えてきます。
そこまで考えてから、具体的な目標(やりたいこと)を立ててみてはいかがでしょか。
あまりにも先すぎると具体的には考えにくくなるので、私は7年先の姿を想像することにしています。
私の場合は、50歳。末の娘が17歳になっているころです。
私が大事にしている「健康」「家族」「経済的自立」などいくつかの価値観に対して、7年後の理想的な状態を書き出します。
それから、その状態になるために、1年後にはどこまでなにができていたいか、ひと月後にはどうか、1週間ではどうかとやりたいことを書き出します。
「1週間でやりたいこと」をもとに、どの日にその行動を起こすかをスケジュール帳に書き出します。
これは、『大富豪の仕事術―経済的成功をつかむための具体的で現実的な8つの行動』という本で紹介されている方法を参考にしています。
ここで書き出した日々のタスクは、生きる意味ともいえる価値観や私の幸福感、理想の将来、理想の人生の終わりに向けた1歩です。
ですから、私にとってとても大切なこと。優先順位の高い事柄です。
……とこのくらい大げさに考えないと、家事や育児、仕事の慌ただしさに流されそうな毎日の中に、なんとか自分のやりたいことを食い込ませて、実行するようには、努められないように思います。
そのくらいみんな、日々の時間を、自分の人生を、自分の命を、自分以外の誰かのために使っています。
計画はチェックして改善
私は毎週月曜日、前の週の目標を見直し、やると決めたことができたかをチェックしています。
できなかったこともあります。そのときは、なにが原因でできなかったかを書きだし、対策を書き出し、その対策を今週実行します。
いわゆるPDCAですね。
自分の残された時間を思い、やりたいことを日々の行動に加えるようになってから、自分の時間と同様、他人の時間も大事に思う気持ちが強くなりました。
誰にとっても貴重な30,000日。その人自身のために、よりよく使えるようにしていきたいですね。
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禁酒を思い立ちました
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