自分でチラシや広告をつくるとき、「キャッチコピー」がうまく作れず困ることはありませんか。
キャッチコピーには、その目的によって、大きく2つのタイプに分かれます。
まずは、自分がどちらのタイプを作りたいのか、自覚することから始めましょう。
【このポスターは、「自分史上最速!」がキャッチコピーですね】
「キャッチコピー」は読む人を引きつける宣伝文句
まず、「キャッチコピー」とは何かを確認しておきましょう。
「キャッチコピー」は、和製英語です。
英語のcatch(人の注意を引くような)とcopy(広告文)に由来し、英語の「catchphrase」(人の注意を引く奇抜な文句)にあたります。
『大辞林』では、「キャッチコピー」は、「消費者の心を強く捉える効果を狙った印象的な宣伝文句」と説明されています。
2つのタイプの「キャッチコピー」。「イメージコピー」と「セールスコピー」
キャッチコピーには、その目的によって、大きく分けて2つのタイプがあります。
例えば、こうしたキャッチコピー。一般的に「キャッチコピー」とか「コピー」というとこういったものをイメージされるのではないでしょうか。
- 地図に残る仕事。(大成建設)
- モノより思い出(日産セレナ)
- あしたのもと(AJINOMOTO)
- 「お、ねだん以上。」ニトリ(ニトリ)
- やっちゃえNISSAN(日産自動車)
- すぐおいしい、すごくおいしい(チキンラーメン)
- 生きろ。(もののけ姫)
これらは、商品・サービスや企業に対して、よいイメージを持ってもらうことで、興味を引くことを狙うコピーです。「イメージコピー」と呼ばれています。
コレだけ見ても、何を売っているのか分からないことも多く、すぐに売上につながることはありません。ブランディングのためのコピーといえるでしょう。
一方、ネットの広告などでよくみられる……
- ○○するだけで△△する方法
- なぜ、○○するとが□□になるなのか?
- ・○○が苦手な主婦でも、△△で100万円稼げた! その驚くべき手法とは?
こうしたコピーは「セールスコピー」と呼ばれます。「レスポンスコピー」ということもあります。
こちらは、特定のターゲットに対して、商品・サービスのウリを直接的に訴え、資料請求・購入などの反応(レスポンス)を得ることを目的としています。
ご自分でキャッチコピーを作るときはまず、「ブランドイメージを上げたいのか」「直接購買に結びつけたいのか」、目的をはっきりさせておく必要があります。
キャッチコピーづくりは「知ること」から始まる
どちらのコピーも、フィーリングやノリで作るのではなく、目的達成のために戦略的に作られます。
そこで必要になってくるのは、「知ること」です。
- 商品・サービス、自社(自分)に精通する
- ターゲットを明確にし、ターゲットをよく知る
- 読んだ人にどうしてほしいのか、目的をはっきりさせる
いずれのキャッチコピーを作るときも、その準備として上記3点をまずは押さえておきましょう。
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