フリーランスや中小企業の経営者、企業の広報を担当している方から
「ブログが書けない」
「ブログを書くのが遅い」
といったお悩みをご相談いただくことがあります。
【近所のたんぼ風景。ブログやサイトもコツコツと育て、大きく実らせていきましょう】
やることはたくさんあるから、ブログは速く書きたい!
なぜ、こうした悩みが生まれるのでしょうか。
今の日本で商売をするなら、「HPやブログ、SNSを利用して、自分たちの商品やサービスの価値や魅力を伝える」というマーケティングが必須です。
しかし、「専門スタッフがいる」ということはほとんどないでしょう。
多くの場合、フリーランス本人、社長ご自身が執筆・更新したり、スタッフの方が通常業務の傍ら執筆を担当なさいます。
やることは、HPやブログ、SNS執筆以外にもたくさんあります。
同じ文章を書くなら、短い時間で速く書きたいと考えて当然です。
ブログ執筆に時間がかかる理由
ネタがない!
私の実感として、一番よく伺う理由が「書くことがない」ということです。
パソコンに向かってから、
「さて何を書こうか」
と考え、ネットを検索する……これは時間がかかって当然ですね。
書くことがまとまらない
書くことを決めて、書き出してからの問題が「書くことがまとまらない」ということです。
「何をどう書いていけばいいのか」
「文章が分かりにくい」
「結局何をいいたいのか分からない文章になってしまう」
「最後がまとめられない」
といったお悩みをよく伺います。
批判されないか不安
女性のフリーランスの方からは
「こんなことを書いて、周りに何か言われないかしら」
「ママ友や友達の目が気になる」
といったご意見を聴きます。
また、スタッフの方からは
「内容が間違っていないか心配」
「会社としての発信なので、自分の判断でどこまでどう書いていいのか分からない」
といった声も聴きました。
ブログを速くための7つのヒント
1,あなた自身がネタの宝庫
「ネタがない」という場合は、まず、あなた自身がネタの宝庫だということを認識しましょう。
あなたが「当たり前」と思っていることが、他の人にとっては「面白い!」ことであることが多いのです。
2,お客様へ役立ち情報を提供
それでも書くことが思いつかない場合は、あなたの商品・サービスを買ってくれるお客様を思い出し、その方の役に立つようなことがらを書くのがオススメです。
なにかしらのビジネス・商売をされているなら、「お客様の役に立つ情報」は必ずお持ちなはずです。
この場合も「当たり前」と思ってらっしゃるようなことが、意外に役立ち情報です。それを書けばよいのです。
3,ネタはストックしておく
パソコンに向かってから書くことを考えるのは時間がかかります。日頃から「ネタ探し」のアンテナを貼っておきましょう。
「これはネタになるかも」
とピンときたときは、忘れないよう何かにメモするようにしておくのがオススメです。
私の場合は、Evernoteやグーグルカレンダーのタスク欄に、メモしています。
4,誰もそんなに真面目に読んでいない
「ひとの目が気になる」「批判されないか心配」という方にまず知ってほしいことは、「あなたのブログを真面目に読みこんでいる人はそんなにいない」ということです。
読み込んでいる方は多くの場合、あなたに好意的ないわば「ファン」です。そう考えると、安心して書きたいことを書けますね。
もちろん、批判的に読む方や実際に批判してくる方がいるかもしれません。でも、そういう方はたいてい、あなたにお客にならない方です。
批判されることに気を使うくらいだったら、あなたの情報発信を待っている方、あなたの商品・サービスを必要とされている方に情報を届けることに注力してはいかがでしょうか。
5,他の人にも読んでもらう
会社のサイト更新を担当しているスタッフの方で
「書いている文章がこれでいいのか心配」
という場合は、誰か他の人にも読んでもらうとよいでしょう。
頼りになる先輩や社長に、何度かアドバイスをもらえば、
・誰に向けて
・どんな情報を
・どのくらいの深さで
・どんな文体で
出していくのが会社にとってふさわしいか、分かってきます。
会社の顔ともいえるサイトの更新をまかされているということは、あなたにはそれだけの能力があると期待されているということです。
自信をもって、記事作成に取り組みましょう。
6,言いたいこと(テーマ・主題)はひとつだけ
書いているうちに、あれもこれも言いたくなってくるということはよくあります。
そういう場合もぐっと我慢して、言いたいこと(テーマ・主題)はひとつにしぼりましょう。
結果的に、そのほうが分かりやすく、伝わりやすくなります。
書き始める前に、
「この記事で伝えたいことはコレ」
と書くと、テーマ・主題がぶれにくくなります。
削った内容は、別の日の記事に回せば、また記事がひとつ増えますね。
7,小見出しを先に書く
まずはじめに、テーマと小見出しを書きます。この段階で、全体の筋道が通っているかを確認します。
それから、それぞれの小見出しに関する文章を書いていきます。
この書き方だと、それぞれの小見出しが目標点となり、
「書いているうちに何を書いているのか分からなくなってしまった」
といった状態を防ぐことができます。
また、文章が小見出しごとに短くひとまとまりになっていると、執筆を中断して再開するときも、それまでの内容を確認しやすくなります。
書き溜めた記事は財産
ブログやサイトで書き溜めた記事は財産です。
その情報はもちろん、記事を書くための経験も、書くために得た知識も蓄積されていきます。書くことで、インプットされた知識が整理され、定着します。
また、ブログやサイトの記事を見て、まだお会いしたことがない人が、あなたの商品・サービスに興味をもったり、あなたやあなたの会社に親近感や信頼感をもったりします。
書くことメリットはたくさんあります。そのメリットを実感して、執筆や更新を楽しんでいきましょう。
メルマガ登録はこちらから
ここだけに掲載している林原りかの「自分史的自己紹介」をお届け後、言葉やブランディングで、ビジネスと人生を充実させるヒントをお伝えしています。返信もOK!
コメント