7月9日(日)、オリンピックディスタンス(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)の大会である「のとじまトライアスロン大会」に参加しました。数回に分けて、参加レポートをご紹介しています。
【ギャラリーいっぱいの海族公園を通過して2周目に】
のとじまトライアスロン参加レポートその1 大会前日の受付・開会式・セミナー・説明会・試泳のとじまトライアスロン参加レポートその2 朝の準備はゆとりを持って
のとじまトライアスロン参加レポートその3 またもスイムで恐怖のパニック?!
ランニングは往復5キロのコースを2往復
バイクを降りて、再度トランジットへ。ここでの注意は、ヘルメットの顎のベルトを外すのは、バイクをラックにおいてからということです。これはトライアスロンのルールなので、守りましょう。
バイクを置いたら、ランの格好に変身します。
・ヘルメット、グローブ、シューズを脱ぐ
・ランニングのキャップをかぶり、ランニングシューズを履く
キャップはかぶらないひともいますが、私はキャップとサングラスは必ずつけています。トライアスロンの事故で気をつけたいのが、水難事故と熱中症です。キャップは、熱中症対策の一環ですね。
ランは、トランジットのあるマリンパーク海族公園から能登島シーサイドハウスまで2.5キロのコースを2往復します。海族公園からシーサイドハウスまでは、緩やかな上りが続きます。ハウス直前は若干坂が急になりますが、全体的にフラットで直線の多い走りやすいコースでした。
海族公園とシーサイドハウスの前に給水、給食ブースが出され、給水は水とスポーツドリンク、給食はスイカとオレンジがありました。
子供たちの前で「いいかっこう」をするという密かな野望
今シーズンは、水泳とバイクを重視していたため、ランニングの練習が不足していることを自覚しています。ゆっくりのジョギングしかしていなかったので、速く走りすぎると腹が痛くなる心配があります。まずは、昨日の河原勇人さんのアドバイスにそって、ピッチ重視でゆっくり走り始めました。
ランニングは経験が長いので、どんなにしんどくても
「10キロくらいは、ゆっくりなら走れるだろう」
という心理的なゆとりがあります。
あとは、ここまでのスイムやバイクの疲労感や体調や気候と相談して、どのくらいスピードを上げられるかなというのが工夫のしどころです。
今回は「久しぶりのオリンピックディスタンス完走」という目標とは別に、実は
「娘たちの前で、いいかっこうをする」
という小さな野望がありました。
なので、なるべく海族公園付近では腹痛や暑さバテせずに、元気に走りたいところです。タイムよりも、そっちが大事なくらいです笑
私の作戦は、以下の通りです。
・はじめの2.5キロはアップのつもりでゆっくりと。←子供たちから見えない
・2.5~7.5キロは、お腹が痛くならない程度に、気持ちよくスピードアップ。←5キロ付近で子供の前を通過
・ラスト2.5キロはちょっと頑張って、子供たちの前で何人か追い抜こう。
というわけで、ゆっくり&気持ちよくを意識しながら1往復。ランコースには、3人参加していらっしゃる富山からの審判員さんの最後のお一人(私の審判のお師匠さん)もいらっしゃって声をかけてくださいました。にこやかなお顔に、元気が出ます!
トコトコ地道に順位を上げる楽しみ
さて、トライアスロンのオリンピックディスタンスのランパートでは、私にとって、密かな楽しみがあります。それは……
歩き出した人たちを追い抜くこと
なんだか根性の悪い楽しみのようですが、目標がなく前の人に離されていくばかりのランは切ないもの。前の方の背中を見ながら、
「次はあの人に追いつこう」
と考えながら走るのです。
私が出た数回の大会での経験に限りますが、トライアスロンに出場する女性は、ある程度しっかり練習されている方が多いためか、ランでガクンとペースが落ちる方は少ないように思います。
一方、男性は私と同じくらいの頃からランをスタートするレベルの方には、歩く方が多くいらっしゃいます。
バイクの通過が163位で、最終順位が138位だったので、ランパートで25人以上(追い越された方もいるので30人くらいか)の方を抜いたことになります。うち女性は1人のみでした。
一人抜くたびに順位が上がっていくわけですから、気持ちにも張りが出ますね。
「早く歩く」と「ゆっくりのジョギング」なら、ゆっくりのジョギングのほうが楽で速いので、私はどんなにゆっくりでも「走る」ようにしています。
※体調を崩された方、怪我された方は、勇気をもってリタイアすることも大切です
家族に見守られてゴール!
2周目に入ってからは、気持ちよくペースが上がってきました。フルマラソンなら気持ちいいまま走っていると、20キロあたりでペースダウンしがちなのですが、今回は10キロですから、その心配もいりません。気持ちいいまま走りましょう。
このコースは海沿いを走るコースです。朝は曇り空で海は緑色でしたが、この時間になると空は青空、海も真っ青です。ほんとに気持ちがいい。思わず笑顔も出ます。
大きなトラブルもなく2往復目も終わり間近。最後の角を曲がったところで、公園入口までラストスパートです! ピッチを上げてストライドを広くして……えっほ、えっほ。
公園入口ののぼりが見えてきました。と、歩道には娘たちの姿! 小5三女が一緒に走ろうと追いかけてきました。ごめん、お母さんの方が速いんだよ。
「次はゴールだよ!」と夫の声がすると、娘たちは私を追いかけることをやめ、駐車場を再びショートカットして、ゴールに向かって走っていきました。
私も公園内に入り、さらに腕を振って、足を蹴って、ゴールゲートを目指します。息は上がってお腹イタイけど、もういいや。念願どおり、ここでお一人追い抜くこともできました。
ゴールの前で、小5三女が出てきました。手を繋いで、「同伴ゴール」となりました!!
※「同伴ゴール」というのは、、完走の喜びを分かち合おうと、家族などが選手と一緒にゴールすることです。大会によっては許可されていないこともあるので、確認してから行うようにしましょう。
ありがとうございます! すごく楽しい時間でした。
完走できたのは、応援してくださったあなたのおかげです!
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ここだけに掲載している林原りかの「自分史的自己紹介」をお届け後、言葉やブランディングで、ビジネスと人生を充実させるヒントをお伝えしています。返信もOK!
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