「トライアスロンは、私にとって生涯スポーツです」と言うと、驚かれてしまうでしょうか。
【いきいき富山トライアスロンの試走会で中島理事長と】
トライアスロンは楽しい!
「生涯スポーツ」とは、健康の保持・増進やレクリエーションを目的に、生涯を通じて、誰もが気軽に参加できるスポーツを指します。
「鉄人レース」などと称されるトライアスロンが、「気軽なレクリエーション」だなんて、おかしいと思われるかもしれません。
でも、思い出してください。
トライアスロンは、水泳と自転車と長距離走を順に行います。この3種目は日本で生まれ育てば、大抵の方がどれも一度は経験済みの運動ですよね。
今度は
「いやいや、トライアスロンはハードに追い込むから」
という反論が来そうです。
これまた思い出してください。
温泉で卓球。誰でもやれますよね。気軽なレクリエーションですよね。しかし、卓球は、オリンピック種目にもなっているれっきとした競技スポーツでもあります。
つまり、どんなスポーツも、楽しいレクリエーションである「生涯スポーツ」としての局面と、ハードに頂点を目指す「競技スポーツ」の側面を持っています。
私が、
「趣味はトライアスロンです」
というと、
「すごーい!」
「鉄の女!」
などと驚かれることが多いのですが、私はレクリエーション的関わり方なので、少々決まりが悪い気もいたします。
トライアスロンが生涯スポーツにオススメな理由
生涯スポーツに、トライアスロンがオススメな理由もご説明します。
- 有酸素運動
有酸素運動は、生活習慣病の予防に役立つなど、中高年にオススメです。脂肪燃焼効果は特に女性に嬉しいところですね。 - 左右のバランスがいい
三種目とも、基本的に左右対称に動きます。体が左右バランスよく鍛えられます。 - ぶつかり合ったり、瞬発的な動きがあんまりない
先日、娘とトランポリンをしたとき、腰がグキっとなりました。そのほかにも、スキーやボード、サッカーやバスケ、ホッケーなど、いきなりグキっときそうな動きをしたり、ぶつかりあったりするスポーツに比べ、トライアスロンの動きは比較的穏やかです。 - 複雑な動きやルールがない
細かいことをいえばいろんなテクニックやルールがありますが、基本的にはイチニ、イチニと前に進むのみ。単純・明解です。 - 飽きない、怪我しにくい
3種目あるので、練習に開きにくく、「膝がイタイからしばらくは水泳にしよう」など、体への負担も分散できるため、怪我をしにくくなります。 - 自分の力量に合った距離を選べる
「トライアスロン」と聴いた多くの方が想像するのは、スイム3.8km、バイク180km、ラン42kmのトータル226kmの「アイアンマン」でしょう。これはまさに「鉄人レース」と呼ぶにふさわしい距離ですね。ただし、トライアスロンの距離には、ほかにもいろいろあります。オリンピックの距離である「ショート」(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km、トータル51.5km)や、その半分の「スプリント」(スイム0.75km、バイク20km、ラン5km、トータル25.75km)、さらに短い「スーパースプリント」などがあり、その人の力量や体力に合わせて選べます。
そのほかにも、豊かな自然を楽しめる、達成感がたまらない、子供たちや周りから「すごい」と言ってもらえるなど、オススメポイントはたくさんあります。
トライアスロンは、今から始められます
そうはいっても、若くないし、運動神経悪いし……と考える方もいらっしゃるかもしれません。でも、トライアスロン愛好家は、中高年やスポーツをやっていなかった方も意外に多いのですよ。
例えば、富山県トライアスロン協会理事長の中島氏がトライアスロンを始めたのは、40歳のとき。67歳の今も、大会に出場していらっしゃいます。
30代、40代で始める方は珍しくなく、80代で大会に出てらっしゃる方もいらっしゃいます。
私自身、初めての大会こそ26歳のときでしたが、その後、「妊娠出産授乳×3」のため参加は見合わせ、次の大会参加は37歳でした。実質的には37歳からのスタートです。
さらにこの2年は大会にちゃんとでておらす、43歳になる今年がトライアスロンデビューのような心境です。
記憶力とか目とか体力とか、いろんなところに衰えを感じる今でも、ちょっと上を目指して練習すると少しずつ上達します。それが、すごく楽しいのです。
興味のある方、初めてみたい方は、まずは散歩から、ママチャリ、水中ウォークなどできるところからカラダを動かしてみてはいかがでしょうか。
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