起業から10年たったら、振り返りと記録の時間をとってみよう。記念誌や年史づくりに役立ちます!

10年前・2015年の私と三女

林原商店では記念誌や年史の編集を承っています。その経験からオススメしたいこと。それは、創業10年くらいで、1度振り返りの時間をとって、記録を残しておくことです!

目次

10年は正直それどころではないかもしれませんが

企業や団体の記念誌を作ってきて感じること。それは10年目くらいはまだ日々の商売に必死で、記録しておこうなどと考えない方がほとんどだということです。

30年、50年も続くと、さすがに記念にまとめておこうか……という話が出てくるのですが、そのときに「資料がない」「写真なんか撮ってないよ」となることが多いのです。

30年前、50年前だと現社長は子供だったり、まだ生まれてもいなかったり。

昔のことは覚えておらず、「創業当時を知る人」もすでに他界していて、調べる先すらも分からないこともあります。

そのため10年続いた方には「将来や事業を継承する方のために、記録を残しておきましょう」とオススメしています。

素年表を作っておこう

記念誌や年史を作る際、基本資料となるのが、「素年表」です。

これは、ジャンル問わずの時系列でことがらを記載した年表です。この素年表をもとに、全体の流れやストーリーを把握したり、ジャンル別に拾って部門史を作ったりと応用します。

記念誌といった文章にまとめることができなくても、年表として記録しておくだけでも、思い出すよすがにはなります。

記憶は年々あいまいになるお年頃。書かないとどんどん忘れていきますよ!

素年表から必要な事項をピックアップ

素年表から作られるのは実際に人目にひれる「掲載年表」です。

素年表のなかから、意義の大きい事柄をピックアップしていくのです。

巻末に年表が掲載された本を見たことはありませんか。ああした年表には、何を大切に考えているかという編者の思想が現れ、項目選びには気を使います。

また、記念誌などにまとめるときは、素年表をもとに大切な事柄をからエポックメイキングな出来事をさらにピックアップ。

きっかけやそのときの判断、どう行動したかなど、ことの顛末を詳しく記述します。

このときも、10年、20年と節目ごとに記録や資料がまとめてあれば、調査は比較的簡単です。

誇りの醸成と歴史的価値創造に役立つ記念誌・年史

企業・団体等などの組織で、あゆみを振り返ることは、誇りの醸成につながり組織力を高めます。

可能であれば書籍にまとめて、国会図書館に寄贈するなど、歴史として永久に残すこともオススメです。

そのためにも、まずは記録と資料整理をしておきたいものです。

これでいいのか自信がない……迷ったときは「言語化コーチング」

自分ではうまく言えない、うまく書けない……そんなときは、林原商店の言語化コーチングがオススメです!

お話を伺いながら、漠然とした想いやうまく言えないお考えを質問で引き出し、整理することからスタート。

ビジョン・ミッション、コンセプトなどを自分らしい言葉にしたり、ビジネスプラン・商品・サービスの企画をお手伝い。

理想に向かうための言葉やコンテンツづくり、オウンドメディア(自社媒体)やSNSの運用についてもアドアイスさせていただきます。

また、コピーライティングや読み物記事、理念と独自性を伝えるHP制作などを、ワンストップでお引き受けすることも可能です。

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