とやまcocolo会「こころのサポーター養成講座2024」で多様性と少数派体験について考えた

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自殺を防止するには多様性を認めること

私が代表を務める「とやまcocolo会」は、自殺防止を目的とする団体です。その手段として、多様性理解や「生きづらさ」改善の助けとなる講座を開催しています。

「自殺する人は、その前に少数派としての生きづらさを抱える→多様性が認められ、少数派が生きやすければ自殺しない」という理屈ですね。

というわけで、今回は、多様な存在を認め合う共生社会を目指す「NGOダイバーシティとやま」代表の宮田妙子さんと、パキスタン人と日本人の両親をもつムスリム・白澤亜美菜さんを迎え、「多様な人が暮らしやすい社会とは ー ムスリム女性の視点から見えてきたこと」と題してお話いただきました。

誰もが感じる「モヤモヤ」の理由

まずは総括ファシリテーターの柴垣禎さんから外国人住民が国境を越えて移動する社会的背景など概要の解説。

それから、日本語教師でもある宮田さんから見た留学生たちの姿や白澤さんから見たムスリムやミックス(ハーフ)の方が感じる「モヤモヤ」などをお話いただきました。

具体的事例は異なれど、「よく知りもしない人から受ける偏見と差別(例:外国人もシングルマザーも家や職探しに困る等)」や「外見・属性からの決めつけ(例:「女の仕事は遊び」と言われる等)」「利用したいものが見つからない苦労(例:授乳室や女医、子供も安心してOKの外食店等)」などは、少数派になりがちな私も分かる、分かる。

ハーブガーデン平田さんのハーブティをいただながらのグループワークでも、自身の少数派体験を振り返るきっかけになったのではないでしょうか。

同意はできなくても助け合うことはできる

文化や立場が異なれば価値観が違うのは国籍問わず当然です。

しかし同意はできなくとも、「あなたはそう考え、感じているんですね」と理解し、苦労に共感し、助け合うことはできますよね。

人口減少が続き、労働者不足もあって外国人住人が増え続ける富山県。

外国人割合が県内で最も多い射水市に住むものとしては、関心を持っておきたいものだと感じました。

次回はお金の話!

次回8月3日(土)は、昨年初企画で大反響だった「親亡きあとの子どもの生活設計〝サバイバルプラン”とは」。

「働けない子どものお金を考える会」代表でファイナンシャル・プランナーの畠中雅子さん来富です!

目から鱗の超実用的・具体的な生き残り作戦をお楽しみに!

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