もう1年近く前のことなんですが、仲間と一緒にクラフトビールとお料理の会を開きました。そこで分かったのは「私って『お料理が得意』と言っていいんだ」ということでした。
できることの中に「得意」の芽がある
「好きで得意なことが仕事になると楽しい」とお伝えすると、「得意なことなんてない」とおっしゃる方がいます。
本当にそうでしょうか。
実は、自分が当たり前のようにできていることが、他の人にとっては難しく、実は自分は「得意」だった!ということは案外あるものです。
クラフトビールに合うお料理を作ろう!
例えば、私にとっては「料理」がそうでした。
お料理は子供のころから好きで、いろんなメニューをよく作るほうだとは思います。
自分の舌で美味しいと感じる味に仕上げ、家族は美味しいと言ってくれます。
しかし、それは家族だから、ママの味だからそう言うだけかもしれません。
そんな私が、昨年のゴールデンウィークに仲間が集まることになったとき、お料理を頼まれました。
今回の主役は、クラフトビール好きな友達です。私もクラフトビールが大好きで、よく一緒に飲む飲み仲間です。
彼女が選んだクラフトビール3種類に、私の料理を合わせてほしいとおっしゃいます。
集まる人数は、ビールや趣味のお仲間約15人。これだけ大人数の料理を作ることはなかなかなく、私にとっては初めての経験です。
そもそも私の料理が内輪だけで喜ばれているものだったら、集まりが残念なものになってしまいます。
プロのケータリングを頼んだら?と提案しましたが、いつもSNSなどで見ている料理を食べてみたいからぜひりかさんに!とのこと。
そこで、勇気を出してお引き受けすることにしました。
メニュー決めと料理におおわらわ
それからの流れはこんな感じです。
仲間が選んだクラフトビールはお取り寄せのため事前に試飲ができず、友人から味のイメージと合わせる料理の希望を聞きます。
そして、そのビールとの相性やメンバーが好きそうなものを想像。
あとは「なるべく地場の素材で(県外からも、林原さんの料理食べたいという方がいらっしゃるとか?!)」、みんなの健康を考え「カラダにもいいもの」と野菜多めのメニューを考えました。
食材の買い出しは、射水市内のコストコとアルビスをハシゴ。

この量は業者さんだと思われそうです笑。
そして、当日は朝からせっせと料理!

下ごしらえをした料理を会場に持参して仕上げます。

タッパーに詰めたり……




オーブンで焼く手前まで準備して、オーブンも持参。

お汁は麦茶のボトルに詰めて運びました。

こちらは甘いもの。ブラウニーです。

足りないのはまずい…と思って作ったら、必要量の倍くらいできてしまいました(笑)。
量が多いといつもと勝手が違い、アタフタアタフタ。
味見をしてくれた娘に「美味しい? 大丈夫?」と何度も確認していたら「心配しなくても、今日これから、みんなに美味しい、美味しいってたくさん言われるよ!」と励まされました。
喜んでもらえて感激!
そして夕方、会場に到着。お料理は温めたりして、お出ししました。

オードブルは4種類。
- 蛸とスモークサーモンと新玉ねぎのマリネ
- 南瓜とナッツとソーセージのサラダ
- 牛蒡と蓮根の胡麻味噌マヨサラダ
- 生ハムのモッツァレラチーズ・大葉巻き
メインはシェパーズパイです。

ひき肉と野菜を煮詰めたミートソースのような具の上にマッシュポテトとチーズを敷いてオーブンで焼きました。
締めの食事は、炭水化物とお汁が一品でとれるよう、富山湾のお魚を漬けにして、出汁茶漬けにしてみました。

ちょっとした合間につまむスナックは、クラッカー・チップスとディップを合わせました。

ディップ は「味噌&クリームチーズ」「アボカド&マヨネーズ」「マスカルポーネ&はちみつ」です。
デザートは、黒ビールにあわせてブラウニー。

ご家族へのお土産にもできるよう、アイスクリームのようなラッピングにしてみました。
……とまあ、こんな感じで終了!
自分の「得意」が見つかった!
お料理の方は、娘が言った通り、ほんとに好評で、よかった~!

今回は「ビールに合わせる」「別会場でサーブできるようにする」「20人分つくる」といった、いつもにない条件がありました。
クラフトビールの彼女も集まった仲間も「自分にはできない」「すごい」「美味しいよ~」と口々に。お代わりの手も次々伸びて、多めに持参したお料理がほぼ完売だったので、お世辞ではなく本心だと受け止めました。
閉会後は「そっか、私って料理が『得意』だったんだ……」と、自己肯定感や自己効力感があがりましたね~。
いろんなことを試して、得意をみつけよう
と、こんなふうに、本人が当たり前のようにいつもやっていることの中に、「得意」が隠れていることが多いんですよね。
私の周りで「得意」があって「すごいなあ」と言われている人たちも、「こんなの当然」と思っている人が多く、それを仕事にしている人はさらに「たいしたことはしていない」と思っていることが多い印象です。※実際は、当然でも、たいしたことないわけでもない。
あなたも、ぜひ周囲の人に、「ちょっと得意かもしれないこと」を披露する機会を作ってみてください。
予想外に「すごい」と言われて、「得意」だったことに気が付くかもしれません。
「得意」なことが分かると、それで誰かを喜ばせることができます。
誰かを喜ばせることができると、自分も楽しくなりますし、それが将来お金をいただける「仕事」につながる可能性もありますしね!
時間にゆとりのあるゴールデンウィークに計画してみるのも、いいかもしれません。
やってみたいと思った方は、ぜひトライしてみてください!
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