(トライアスロン仲間と海スイム練習のあとに photo by 中谷亮太)
ブログにいただいたご感想コメントをご紹介させていただきます。
慣れないことや想定していない身の危険は、怖いものですよね。でも、克服のコツはあるかと思います。
海が怖くても克服できる!
以前のブログにコメントをいただきました。トライアスロンのスイムが苦手という読者さまからです。
Mさま
はじめまして、突然のコメント失礼いたします。 私は2週間後初めてのトライアスロンに挑戦する62歳のおばさんです。 昨日初めて海の練習会に参加したのですが、プールとの違いに恐怖心が膨らんでしまいました。怖くて怖くて本番がどうなるか、不安で泣き出しそうです。そんな時、こちらのブログに出逢って、見事に克服し、そしてスゴく楽しんで完走されたことに勇気を貰いました!
私も、寿限無寿限無じゃないですが、楽しいおまじない言葉を唱えながら泳いでみます! ありがとうございました!!!
私がスイムの「パニック」を克服したエピソードへのご感想です。ありがとうございます!
※ご感想・ご質問はページ下部のフォームからどうぞ↓
スイムの「パニック」とは、いわゆるパニック障害の状態に陥ること。
人は、突発的な生命の危機に直面する恐怖や不安が襲い掛かってくると、動悸や窒息感、過呼吸といった発作が起こることがあります。
この状態が、トライアスロンやオープンウォーターなど海や川・湖のスイム中起こりやすいのです。
私は、以前、村上国際トライアロンのスイムで他の参加者に乗っかられて、水中に沈んでしまったとき、恐怖が襲ってきてそのままパニック。初のリタイアとなったことがあります。
その後はお風呂の水面を見てもドキドキするくらい水が怖くなり、プールでも泳げない期間もありましたが、克服に努め、今では普通に泳げます。海スイムはむしろ楽しいと感じるくらいです。
そのためにやったことはこちらで紹介しています。
辛いこと・怖いことから焦点をずらす
実際に海で泳ぎの練習をたくさんしたりアイテムを改善したりといった、泳力の向上で安心できるようになることがまずは基本。
とはいえ、恐怖や不安に対して、なにより大事なのは「気の持ちよう」かと思います。
それができないから苦労しているんです!
という反論が聞こえてきそうですが、同じ状況でも辛いこと・怖いことにピントを合わせて意識するか、そこはボヤボヤに「なんとなくあるな」くらいにとらえて他の楽しい・幸せなことにピントを合わせるかで、感じる不安や恐怖はまったく異なります。
ちなみに、私がこのことを意識したのは映画「ターミネーター」で、未来から来た戦士・カイルが、その傷跡に「痛かったでしょう」と涙するサラに「痛みは無視できる」と答えたシーンです。
死ぬほど辛い痛みも無視できるとは……人間の精神の強さと不思議を感じました。
また、お産のときに習う「痛み逃し」の呼吸法も、よく考えたらすごいですよね。※痛みに耐えるべきかのぜひはさておき
というわけで、不安・恐怖の克服には、「スタート前に周囲の人とおしゃべりする」とか私が紹介した寿限無のおまじないや楽しい歌とかで気をそらしたり、呼吸に気を付けるだけでも、効果はあると思います。
ちなみに、今年からトライアスロンを始めた高2三女のスイムのおともは、この楽曲だそうです。
テンポがよくて明るくて、楽し気でいいですよね!
逆境はあるのが当然として想定しておく
それから、パニックをはじめとした逆境は、あるのが当然として、あるものだと受け入れてしまうのもオススメです。
バトルがあろうが、水を飲もうが、ゴーグルが外れようが、結果パニックが起ころうが、すべては想定内のこと。
想定してあれば、「バトルになったら戦わない」とか「バトルに備えて、追い越しの練習をする」と備えられますし、水を飲んでも「塩分とミネラルをあらかじめチャージした」と受け流せますし、ゴーグルは付け直すし、パニックになったら背浮きして深呼吸です。
先日の皆生トライアスロンでは、ゴーグルを外されたことでパニックになりかけましたが、背浮きで乗り切りました。
トライアスロンも人生も、逆境はあるのが当たり前なんです。
失敗は力に変える
それでも上手くいかなかったら……その失敗を生かして、自分をさらに進化しましょう。
将来「あの失敗があったから、今、こんなことができるようになりました」と言えるような対処をしましょう。
「将来の自分は今よりもよくなっている」と感じられる心境は幸せですよね。
その気持ちがあれば、必ず良くなります。あとは、行動あるのみ!
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