私が富山でトライアスロンを再開してから、ずっと前を走っている藤田智弥さんが、このたび、お嬢さまと大会に出られ、見事な成績! 見事な笑顔! お二人とも、おめでとうございます!
子供がいるとかフルタイム勤務とか年齢とか関係ない
私が富山にUターンして初めて出場したトライアスロン大会。
なんとか完走したものの「優勝するのはきっと若い独身。私は練習時間も取りにくいし、出場だけで大変なのよ」などと卑下ていた私は、優勝したのが藤田智弥さんだと後から知りました。
聞けば、私より年上。薬剤師として責任ある仕事に就かれ、おまけに子供の数まで私より多い……。私は、自分でできないことの言い訳をして、自分の可能性を勝手に捨てていたことが、とても恥ずかしくなりました。
『はっぴーママ富山版』の「先輩からのエール」に登場
その後、編集長をしていた雑誌『はっぴーママ富山版』で取材を依頼。
子育てがひと段落つき自分らしく生きているママから、未就学児育児の真っ最中のママに向けて、今の自分になるために当時はどんなことを考えてどんなことをしていたのか…といったことを伺うことで、将来に希望をもってもらおうというコーナーです。
藤田さんは、お子さん方が幼い頃はお子さんを背負ってハイキングに出かけたり、お子さんと一緒にスイミングスクールに通ったりと工夫して、仕事も育児もある中でトレーニングを続けてこられたと伺いました。
できる範囲で細々とでも「続ける」と「止める」は大違いだと感じ、私もできないながらに続けようと誓ったものです。
私が公園で子供を遊ばせながらジョギングしたり、子供プールで遊びながらクロールの練習をしたり、子供の空手教室でカラダを動かしたりしていたのは藤田さんの影響です。
後進やホビーアスリートへの指導も
それからも藤田さんとの交流は続きました。
藤田さんはスイムコーチもなさっていて選手だけでなく、私のようなホビーアスリートにも泳ぎを積極的にアドバイスしてくださいます。
私は20歳までクロールを泳げなくて、トライアスロンを始めた当初はスイムが一番の苦手種目でしたが、おかげで海でも3000mは泳げるようになり、オープンウォータースイムの大会で入賞することができました。
夢の「アイアンマン世界選手権」(KONA)出場を実現!
そんな藤田さんは近年さらにパワーアップ。今年6月にケアンズで開催されたアイアンマン・アジアパシフィック・チャンピオンシップで、かねてからの夢である「アイアンマン世界選手権」(KONA)の出場権を獲得されました!
初ロング&初アイアンマンで、W55-59エイジ2位、トータルタイムは11:08:19。ほんとすごい!
叶えたい「夢」は、工夫して、努力すれば、叶う可能性はある……藤田さんからは、そんなことをいつも感じさせていただいてます。
あなたもやりたいことがあるのに「自分なんてできない」と感じていたら、すぐにそう決めつけず(もちろんホントに不可能なことも中にはあると思いますよ)、できる可能性がどこかにないか、まずは探ってみることをオススメします。
固定概念を外したら、案外、道が開けるかもしれません。
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ここだけに掲載している林原りかの「自分史的自己紹介」をお届け後、言葉やブランディングで、ビジネスと人生を充実させるヒントをお伝えしています。返信もOK!