「やりたいことが思うようにできない」「ヘマをして恥をかいてしまった」など、自信を失って意気消沈してしまうことは誰にでもあります。そこから元気を回復するには、ほんの少し頑張ったらできることをやってみることです。これがいわゆる「小さな成功体験」というヤツですね。
「自分の○○を信じる」=「自信」
「自信」とは「自分の能力や価値、言行の正しさなどを自分で信じること」。つまり「自信がない」とは、「自分の能力や正しさを信じられなくなった状態」ですね。
「自信」をなくして凹むのは簡単
「自信」をなくすきっかけばいくらでもあります。
誰かからないがしろに扱われたり、自分の考えを全否定されたり、やりたいことがうまくできなかったり……私たちはいろんなところで「自信」をなくすほうにもっていかれがちなんです。
私は初めて子供をもったとき、赤ん坊連れで出歩くなかで、バスの乗車拒否にあったり、カフェで「ガキうるさい」と舌打ちされたりしたことがあります。このときは、私自身が何も変わっていないのに、周囲の扱いから、自信をどんどん失いました。
また、先日はランニングクラブで久しぶりに速いスピードで走ったら、翌日に猛烈な腰痛。「自分はもうトライアスロンをできない体なのではないか」と自分の身体能力が信じられない状態となり、自信を失いました。
周囲からも自分自身も、すぐに自信を失う方向へ、方向へともっていきがちなんですよ。
自分でできる別のことで「自信」を思い出す
しかし、自信を失うと元気もなくなってしまいます。新しいことにトライする勇気もわきません。失った自信は、速いうちに取り戻しましょう。
そこでオススメは、自分がちょっと頑張ればできることをやってみること。これが、よくいう「小さな成功体験」というヤツです。
例えば私は、子連れで外出するときの周囲からの扱いがひどくて自信を失いました。しかし、自分が以前から好きな「旅」のスキルを活用して、娘とのイタリア2人旅を企画・実行。これができたことで、母となった自分にも自信が持てるようになりました。
イタリアで「なんて美しいママと赤ちゃん」「マダムとかわいい赤ちゃんはこちらへどうぞ」とチヤホヤされたら、島国日本でぞんざいに扱われたことなんて、ふっとびました笑
私に「子持ち女は仕事ができない」と言ったあの人は、英語ができなくて海外旅行を自分で手配できない。でも、私には「できる」。この「できる」を認識することが「自信」につながります。
また、「トライアスロンがもうできない体なのかも」と感じたときは、椎間板ヘルニアの影響を比較的受けていない水泳をやりました。
オリンピックディスタンス(ショート)のスイムの距離である1,500mを続けて泳ぐことが「できた」おかげで、「トライアスロンもきっとできる」と「自信」を取り戻すことができました。
もちろん、「母親としてうまくやっていける」も「トライアスロンに復帰できる」も100%確実なわけではありません。そんな根拠はありません。しかし、それでも「何か(小さいことでも)ができた」ことくらいが理由で自信をもてばいいんです。これが「根拠のない自信」というヤツです。
「自信」はなくてもやってみよう
それと忘れてはいけないのは、「自信がない。だから、やらない」は正当か。という問題です。「自信」は「実行」の必要条件でしょうか。
自分が完璧だと考えない人なら、自分の至らない部分が見えるのは当然です。それが見えれば「自信」を持てないこともあるでしょう。
つまり、私たちにとっては「自信はない方が、当たり前の状態」といえるのではないでしょうか。
「自信がない。だから、やる」という考え方だってあるのです。
アタマの中に「自信」がなくても、カラダを動かすことはできますからね!
そして、カラダを動かした結果、何かしら「できたこと」が生まれ、それが自信の源となります。
まずは、小さなことで自信をつける。それでもダメなら「自信がなくても、やればいいや」と開き直ればOK。
私もそれほど自信家ではなく、いつも開き直ってばかりです。さあ、あなたもご一緒に!
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