大人になると、子供の頃の無邪気な気持ちを忘れがち。先日、トライアスロン仲間が企画した「煩悩スイム」で童心に返ってきました。
トライアスリートの年末定番イベント?「煩悩スイム」
「煩悩スイム」とは、年末の除夜の鐘の数にちなみ、25m・50mといった距離を108本泳ぐイベントです。
レベルに合わせた時間のサークル(サイクル)で分かれて行うので、上級者も初心者もそれぞれのペースで泳ぐことができます。
どういう由来かはわかりませんが、全国のトライアスロンサークルで行われています。
「煩悩スイム」に初挑戦(ただしハーフ)
今年は私が参加しているトライアスロンサークルの「煩悩スイム」に初参加しました。
こちらは、50m×108本(計5,400m)です。
私はリハビリ中かつ、一度の練習で泳いだ距離が最大3,000mというヘナチョコなので、半分の54本を目標にしました。
サークルは1分と1分30秒に分かれ、私は1分30秒組です。
仲間と声を掛け合うからできること
半分の54本といえ、なかなかの本数です。本数を数え間違えそう。
1分30秒組は私のほか3人で、スタートのたびに「○本目!」と確認しあい、スタートのときは「そーれ!」と他のメンバーが声をかけます。
10本、20本……と本数を重ねるうちに、「○本目!」「そーれ!」の声は大きくなり、みんな真剣。40本、50本ときたあたりでは「あともう少し!」「ゴールが見えてきたよ」と励ましあいました。
そして、目標の54本。やった~~~~!
できるかな? どうかな? と恐る恐るの参加でしたが、目標の距離を泳ぎ切ることができました。
ひとりでは絶対にやりません。一緒にやる人がいるからできることですね。
童心に返る時間
この「煩悩スイム」。誰に強制されたわけでも、賞金があるわけでもありません。
ただ、楽しいから夢中になって泳いでいる……ということですね。子どもの頃のように、目の前のどうでもいいことを全力で楽しむ時間でした。
トライアスロンやランニングを趣味としていると、この「童心に返る」機会が多いことに気づきました。
また、こうした時間にはメリットが多いと感じています。
童心に返るメリット
ストレス解消
1番はなんといってもストレスです。どうでもいいことに夢中になり、思いっきり笑ったり、泣いたりすると、感情のコリがほぐれたようにスッキリします。
新しいアイデアが浮かぶ
カラダを動かしたり、はしゃいだりすると、凝り固まった頭がほぐれるのか、今まで思いつかなかったような良いアイデアがふっと降りてくることがあります。
パソコンの前で唸っているより、オススメです。
仲良くなれる
一緒にはしゃいだり、夢中に取り組んだりする仲間とは、親近感や連帯感が生まれ、仲良くなれます。
人間関係が広がる
大人になると、学生のころと違い人間関係が固定化しやすくなります。童心に返ることができるような時間を持つと、一緒に楽しむ仲間もできるため、人間関係が広がります。
自分の好きなことがわかる
大人になると、「こうしたい」より「こうすべき」という考え方になりがちです。
でも、それだと自分の欲求を後回しにするため、自分を大切にできなくなり、自己肯定感も下がってしまいます。
子供の頃のように「こうしたい」とか「これが好き!」を優先すると、自分を好きになることにも繋がります。
はしゃげること、打ち込めることそのものが好きだからですよね。
遊びや趣味に夢中になろう
子供のように、遊びや趣味に没頭することは、大人にとっても必要です。役に立つ効果もあります。
毎日忙しい生活を送っていると、童心に返ることを忘れてしまいがちです。意識してこうした時間をもち、楽しく毎日を過ごしていきたいものですね。
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