あなたには「やってみたいのにやった経験がないこと」がありますか。もしあるなら、周囲の人に「こういうことをやってみたいんだよね」と気軽に話してみることをお勧めします。
協力してくれる人が現れる
やりたいことを口にすることの第一の効果は、「それなら協力しようか」という人が現れるからです。
例えば、私は「富山で自転車にのっているからには、いつか五箇山まで走って行ってみたい」と思っていました。
「自転車で五箇山」は、自転車を始めたばかりのとき、上級者の友人から「林原は無理だろう」とついて行かせてもらえなかったことがあります。
また、「グランフォンド富山」という自転車イベントで上級者向けのロングコースで通る場所です。
数年前、自分ひとりで行ってみようとトライしたものの坂道とトンネルの単独走行が怖くて挫折した経験もありました。そんなわけで、私にとっては長年の憧れでした。
……という話をしていたら、練習仲間が「それだったら一緒に行きましょうか」と声をかけてくれました。
そんな経緯、先日、五箇山ライドが実現しました。
上級者である練習仲間が車道側を走ってくれたり、前後の安全を確認してくれたり、風よけになってくれたりと、あれこれサポート。
おかげで、怖かったトンネルも、手強いと思っていた坂も克服し、往復120キロを完走できました!
自分ひとりではできないことができるとき
こういう自分ひとりではできないと思われたことでも、周りの人の協力や励ましのおかげで達成できることが、トライアスロンをしているとよくあります。
先日もランニングのトラック練習でへばってしまったのですが、チームメイトが私を追い抜きざまに「あと1周、ファイト」と声をかけてくれました。
その声に、ぼーっとしていた頭がクリアになり、その仲間の背中を追いかけて、なんとか走り切ることができました。
ひとりだったら、多分もう止まっていたと思います。
ちなみに先日、補助金申請で採択された新たな取り組みも、「こういうビジネスをやってみたい」と話したことがきっかけです。
「林原さんならできる(むしろ、やらないのはもったいない)」とアドバイスくださったり、「協力しよう」言ってくれたり、という人が現れました。
思い出せば、デンマークでの女性活躍の視察もそんな感じでした。
「ドリームキラー」に注意!
ただし、やりたいことを口にするときに、ひとつ気をつける点があります。
それは「ドリームキラー」には、決して話さないことです。
「ドリームキラー」とは、読んで字のごとく夢を殺す人です。
人の話したことに対して、「そんなのは無理だ」「できるわけがない」と否定ばかりしてきます。ちなみに、そういう人はほぼやったことがありません。
「ドリームキラー」と付き合っていても、気分が悪くなるだけなので、距離を置くのがお勧めです。それができないなら、やりたいことは言わないようにしましょう。
話す相手は、以下のような人がお勧めです。
- 現時点で自分が実現できないと思っていることでも「それは簡単だよ」と言 言ってくれるような視点やスキルを持っている人
- 何事も前向きに受け止めてくれ「まあ、それは素敵!」と励ましてくれる人
こういう人と一緒に過ごす時間を増やしましょう!
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ここだけに掲載している林原りかの「自分史的自己紹介」をお届け後、言葉やブランディングで、ビジネスと人生を充実させるヒントをお伝えしています。返信もOK!