数年前に受けたストレングス・ファインダーのテスト。ときどき見返して、今の自分の活動に活きているかチェックしてみるといいですね。
自分の「特徴」を知り「強み」に変える「ストレングス・ファインダー」
「ストレングス・ファインダー」は、アメリカのギャラップ社が開発した「自分の強みを知るためのツール」です。
177個の質問に答え、34の資質のうち自分の「強み」のもととなる5つの資質を知ることができます。
34の資質とは、以下の通りです。
思考力
人間関係力
影響力
実行力
林原りかの5つの資質
私の場合、特徴的な資質は以下の5つです。
1、親密性
家族や親友、親しい人といることで力をより発揮する、という資質です。
この資質が高い人は、交友関係は「狭く深く」を好みます。「信頼」に価値を置き、忠実で、秘密を守ります。
こうした資質を活かすには、以下のようなことが挙げられます。
- 1対1で伝えあう
- 忙しくても、友人とは連絡を取る
- 相手への細やかな気遣いを相手に伝えて知ってもらう
弱みとしては、大人数の飲みの席や「広く浅く」知り合いを増やしていくような付き合い方が苦手なところがあります。
私はこれを自覚しているので、コミュニケーションのハブ的存在の社交性の高い方とも人間関係を築くようにしています。
1対1のコンサルや少人数セミナーを行っているのは、親密性が生きると考えているからです。
2、収集心
知りたがりで情報を収集するのが楽しく、いろいろなものに好奇心を覚える資質です。
読書家で旅行好き、語彙を増やすとより能力を発揮するタイプです。
こうした資質を活かすには、以下のようなことが挙げられます。
- 自分が専門とする分野を見つけ、その分野に関する情報を積極的に集める
- 情報がすぐ取り出せるように、ブログやSNSにジャンル分けして整理する
- 情報収集力を使って、相手に質問をたくさんすることで、人間関係を構築していく
弱みとしては、情報集めそのものが楽しくなって、ネットサーフィンなどに時間を使いがち…。
私は長く続けてきたことをいくつか持っています(言葉やコミュニケーション、編集への学び、トライアスロン、コーチング、料理など)。
これは「収集心」の資質が活きていると感じています。子供が手を離れてきた最近は、同好の士との集まりにも参加するようにしています。
また、知ったことは、ブログやSNSでアウトプットすよう心がけています。
3、学習欲
何も知らない状態から、能力を身につけた状態に移ることにワクワクする資質です。
教えることで学べるタイプは人前で発表するのが効果的で、詳細が分からなくても尻込みしないので、コンサルティング業務が得意な傾向があります。
「学習欲」と「収集心」は、とにかく何でも知りたいので質問が多く、得意とのこと。
確かに、人見知りなところがある「親密性」が高い私でも、学びや取材、質問を通じて、人間関係を広げてきたことを思い出します。
また、「学習欲」の資質を活かすため、積極的に学ぶ機会をもつこと、学んだことをブログやSNSでアウトプットするよう心がけています。
4、目標志向
なにごとにも目標を設定し、優先順位を決め、行動と時間の使い方を選ぶ資質です。
監督されなくても仕事を進められるため、ひとり独立した仕事が向いています。
やるべきことに集中している時は、ものすごい集中力を発揮します。
他人や組織に対しても目標に対して脇道に逸れていたら、それを指摘して本筋に戻すことができます。
この資質は、編集者としてチームで仕事をするときや、コンサルをするときにとても役に立っています。
また、この資質を活かすには、以下のようなことが挙げられます。
- やることを絞り、やらないことを決める
- 大きな目標達成のために小さなマイルストーンとスケジュールを設定する
- 自分自身が後回しにならないよう、仕事だけでなくプライベートにも目標を設定する
そこで、私は「やりたいことリスト」のほか「やらないことリスト」を作っています。
さらに、公私両面について40年後、10年後、1年後にどうありたいか目標を書き出し、それを月目標に落とし込み、1週間の行動目標を毎週月曜日に立てています。
5、アレンジ
指揮者のように、たくさんの要素を含む複雑な状況で、もっとも生産性の高い組み合わせだと感じるまで並べ替えを繰り返す資質です。
器用で柔軟なため、目の前の出来事に臨機応変に対応できます。
変化の激しい状況ではますます本領を発揮し、人やモノを様々な要素から組み合わせを最適化することで成果を出すことに長けています。
また、「収集心」や「学習欲」があると、アレンジの材料となる「今あるもの」が豊富となるため、革新的なアイディアを生み出せる可能性が高くなるといいます。
これらの資質は、私の編集業務や執筆業務に、ものすごく活きています。
また、「アレンジ」は複雑に見える問題をシンプルにしたり、さまざまな情報の中から役に立つものを取り出すことが得意。コンサル業務に活かすことのできる資質です。
さらに、以前の職場で在宅勤務の仕組みを導入したり、その後に家族の事情などで働き方を変えたりするときにも、柔軟に対応できる強みとして働きました。
ただし、ルーティンワークはものすごく苦手です。そこで、定型業務はなるべく外注するようにしています。
たまに見直して自分の活動と照らし合わせる
一度判定してわかった強みは、そうコロコロと変わるものではないそうです。
そこで、たまに資質を見直して、それが強みにできているか、苦手なことをわざわざやっていないかをチェックするとよいでしょう。
私も今回改めて見直し、自分がコンサルや少人数セミナー、編集や執筆、ひとり仕事などに向いていることを再認識し、これでいいのだと思い出すことができました。
また、他のどのような資質の方と組むと、強みをさらに活かし、弱みをカバーできるかも、考えることができました。
まだテストを受けておらず、ご自身の資質をご存知ない方は、一度受けてみて、周りの人に伝えてみてはいかがでしょうか。
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ここだけに掲載している林原りかの「自分史的自己紹介」をお届け後、言葉やブランディングで、ビジネスと人生を充実させるヒントをお伝えしています。返信もOK!