「いろんな経験が豊富そうな林原さんは、仕事関係で、騙されたり、はめられたりしたことはありますか?」というご質問をいただきました。お辛いことがあったのですね。
【猫のように人間関係に悩まず生きていけたらいいですね】
そりゃ、ありますよ(笑)。でも大丈夫です
ショックなことは何回かありました
はい、それはいろいろありますよ。にんげんだもの。
詳細は割愛しますが、そうとは思わない人から、思いもかけない「騙し」があるのは、けっこうショックなものです。
最初は驚き、そして悲しくなり、やがてはムカムカと怒りがわいてきます。
この怒りにとらわれると、心が苦しいのですよね。
分かる人は分かっている
こうした事態は予防できればしたいところですが、もらい事故と同じで、相手あってのことですから、完全には止められません。
特に、一緒に働く人が選べない会社員の場合は、そういう困った人と一緒に働かないといけないこともあるでしょう。
独立しても、うっかりそういう人にぶつかることがあるくらいです。もう仕方ない。
ただ、それまで、誠実に生きてきた人なら、騙されたり陥れられたりしたとしても、分かってくれる人はいるはずです。
もしも、今分かってくれる人がいないように感じられても、おそらく周囲に分かっていて言えない人もいます。
自分ひとりぼっちではないことがほとんどだと、経験上感じます。
自分の気持ちの収め方
リアプレイザル
そうは言っても、ムカムカムカムカムカムカムカムカするのはなかなかやめられません。
そんな苦しさから自分を開放するために知っておきたいのが、怒りやストレスを感じたときのコントロール方法として知られる「リアプレイザル」です。
これは、「Re(再度)」と「appraisal(評価)」を組み合わせた言葉で、「再評価」を意味します。
つまり、イラっとした出来事や相手に、別の評価をしてみるという方法です。
例えば、何かしら騙されたときには「あの人にもそうしなければいけない理由があったのだろう。それはいったいなんなのだろう」と考えてみる。
不機嫌な同僚にムカっとしそうになったときは、「飼い猫が死んだのかも」などと想像してみる。
ドタキャンされたら、「のっぴきならない事情があって仕方なくなんだろうな。向こうも自分と同じように残念がっているのだろう」と想像してみる。
これは、事実と異なっていても構いません。「ムカムカ」を収めることが目的ですからね。
紙に書き出す
頭で考えているだけでうまく考えがまとまらない場合は、手書きで自分の考えをたくさん書き出すのもオススメです。
文字にすることで、思考が整理され、気持ちが落ち着きます。怒りの感情をやり過ごすのに効果を実感しています。
頭を使う
思考の隙間に「ムカムカ」が入り込まないよう、思考に隙間を作らないというのも一案です。
例えば、頭をフル回転するような仕事をする、映画など思考がもってかれる娯楽を楽しむ、といったことです。
私にとっては、ブログなど文章を書くことも、思考に隙間を作らない習慣です。
文章を書きながら、別のことでイライラできませんもん。
体を使う
青春のモヤモヤはスポーツで発散、などと言います。
これは一理あって、エクササイズに集中することによって、嫌な考えや気持ちを忘れることができます。
一度忘れる時間があると、怒りのエネルギーが少し小さくなる気がしますよ。
時間が解決してくれる
子供の頃や学生のときも、同じようなことはあったのではないでしょうか。
そのときはすごいムカついたかもしれませんが、今ではなんとも思っていない。その人と今は何の関わりもない。ということがほとんどではないでしょうか。
そう、今、私達が感じるこの怒りも、時間とともになんともなくなっていくはずです。
自分の不利益を最小限に抑えられるよう、大騒ぎせず、落ち着いて対処していきましょう。
理不尽なことにも理性的に対応するあなたへの評価は、きっと上がっていくことでしょう。
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