「林原さんは、新しいことにトライするとき、どんなふうに学んでこられましたか?」という質問をいただきました。確かに勉強はしていますし、大好きです。
【とあるセミナー風景】
大人になってからの勉強は面白い
確かに、学生時代より、今のほうがずっと学んでいますね。
特に、人生への悩みが深くなっていった30代からが、学ぶことが多いと感じます。
悩んでいることや新しく取り組みたい事柄、取材先や顧問先の関連情報などに対して、マジメに学ぶので、面白いし、身につきます。
以下、私が学んできた方法をご紹介します。
学ぶ方法
書籍
なんといっても安く学べるのが書籍です。
購入するのはもちろん、図書館の本でもかなり学べます。
富山にUターンして、編集プロダクションに入社したときは、週末は図書館に通い、編集や印刷、ライティングに関する本をかたっぱしから読んで勉強しました。
図書館の本で概要を捉えたら、最新の動向を書店の書籍で確認します。
購入冊数は、ひとまず10冊前後一気買いのことが多いです。
ネット
書籍で「これは!」という著者を見つけたときは、インターネットで検索して、ホームページやブログ、メルマガやYouTube、SNSなどのアカウントがないかチェックします。
そして、ブログを読み、メルマガや登録、YouTubeもチャンネル登録、SNSもフォローして、発信される情報から学びます。オンラインサロンも、しっかりしたものはオススメです。
また、セミナー情報が発信されることも多いので、さらに学びたいときはセミナーや講演にも参加します。
取材の前には、書籍・ネットで把握できる情報は把握しておくようにしています。
「白紙の状態のほうがいい質問ができる」という人もいますが、それが許され、いい結果を出せるのは、タモリさんなど一部の見識ある大物だけではないでしょうか。
セミナー・講演
私は、セミナーと講演について、比較的少人数でスキルを教えるものは「セミナー」、一方的に語ってハートに火を付けるタイプを「講演」と呼び分けています。
ある程度、「このひとは!」という人は、セミナーや講演を受講します。
セミナーは受ける前に、書籍などである程度、勉強して参加したほうが、学べる内容が深く、いい質問もできます。
セミナーに参加したときは、できるだけ名刺交換もし、お礼のメールを出すなどして、その後も関係を維持できるよう心がけています。
参加者の中には、志向の近い方が多く集まるため、ともに学ぶ仲間や仕事を出し合う関係に発展することもあります。
また、セミナー参加費が高額、遠方で受講が大変といった場合は、講師をお招きしたセミナーを自分で企画するのもオススメです。
主催者なら、講師の方と参加者以上にお話できる機会があります。
コンサルティング
さらに、「この人に直接教えてほしい」となったら、サービスメニューにコンサルティングがないかチェックします。
コンサルティングがあれば申し込みますし、なければコンサルを受けられないか、お問い合わせします。
コンサルティングを受けるときは、ある程度実践して、自分なりの経緯と結果があり、課題・質問が明確になった段階がオススメです。
せっかくの個別コンサルなのに、書籍に書いてある一般的な話しか出ないと残念です。
1対1で直接学ぶときは、自分だけのケースに合わせて、ピンポイントのアドバイスが受けられ、大変有益です。
ただ、金額も高額になるので、この人は!という方にココぞ!というときにお願いすることが多いですね。
日々の取材・面談
仕事柄、一廉の人物とお会いし、お話する機会を多くいただきます。
直接お話を伺ったり、面談したりしてする機会は、大変貴重な学びの機会です。
セミナーで学ぶときの注意点
無料セミナーはなぜ無料か理解した上で
無料セミナーは、多くの場合、受講生にバックエンド商品を売るための宣伝です……と思っていたほうがいいでしょう。(公共団体が主催するものは別)
先日受講した無料セミナーは、肝心なところは「有料でコンサルを受けている顧客に悪いので」と語らず、終わりの1/3くらいは自分のコンサルティングやオンラインサロンの売り込みでした。
「このセミナ-を受けても一人ではうまくできないので、コンサルふオンラインサロンに申し込みましょう」という趣旨です。
「無料→バックエンド商品」というのは、特別おかしな手法ではありません。
ただし、そういうものだと思っていないと、「せっかくのセミナー参加だったのに、売り込みばかり」と不満を残すことになるでしょう。
半分公共、といった感じの団体等(富山県なら、新世紀産業機構や富山県民共生センター サンフォルテなど)が開催するものは、価格に対して良質なものが多く、売り込みはほぼない(チラシ程度)印象をもっています。
「〇〇するだけで大成功」は多分大成功しない
本人になんの経験も能力もなくても、「1日10分スマホを操作するだけ」「〇〇するだけで」「テンプレートにあてはめるだけで」など「だけで」大成功!というセミナ-(たいてい超高額)は、疑ってかかりましょう。
そんなにいい方法なら、本人が大成功しているので、お金に困っていないはず。わざわざ人に高額で販売しません。
なぜ高額で販売しているのか…。よく考えると、その「○○だけで大儲け」できないことが理解できます。
何を言うかより、誰が言うか
情報の内容だけなら、本でもブログでも入手できます。また、ノウハウもこの情報化社会で多くのものが手に入ります。
だからこそ、誰から聞くかは大事です。同じテキストでも、語る人が違えば、まるで違う内容を受け取ることができます。
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時間は有限です。いい学び方でよく学び、よりよい自分に成長していきたいものですね!
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ここだけに掲載している林原りかの「自分史的自己紹介」をお届け後、言葉やブランディングで、ビジネスと人生を充実させるヒントをお伝えしています。返信もOK!