「運動を習慣化したい」というお悩みです。したいなら、すればいいんですよ!
ご質問
運動が体にいいとわかっていても、やる時間がつくれず、運動が習慣になりません。林原さんも仕事や家事・育児で忙しいと思います。そんななか、どうやって運動を習慣にできましたか。
ご回答
時間をつくる
時間は誰にとっても公平に、1日24時間です。運動をしたければ、運動する時間を確保する必要があります。
時間をつくるための方法には、例えば以下のようなことがあります。
やらないことを決める
「時間をつくる」ために、もっとも効果的なのは、「やらないことを決める」ことです。
今まで当たり前のようにやってきたことで、自分の価値観に照らし合わせてなくてもいいかな……ということはやめます。
すると、その分の時間が浮きます。ココで大切なのは、「みんながやっているから」みたいに、他人に合わせないこと。他人のために自分の時間をつかってはいけません!
家事も仕事も効率化と分業
やる必要のあることは、今よりも時間を短縮できないか工夫します。
料理なら調理家電を使うとか。仕事も効率化を進めます。
また、自分でなくてもできることは、他の人に頼めないかも考えてみましょう。
家事なら他の家族と分担するとか家事代行を頼むとか。仕事は外注したり、サポートスタッフに任せたりして、自分の時間を確保します。
早く起きる
「時間をつくれない」ときの、一番簡単な解決方法は、早起きです。
いつもより1時間早く起きれば、1時間の時間がつくれます。
1時間あれば、自宅で自重(自分の重さを重りにする)筋トレをしたり、家から30分程度走ったあとシャワーをするくらいには、十分な時間です。
「早起きできない」という人は、やることが終わらないため夜も何かしら作業をしている人、やりたいことがあって夜ふかししている人、または深酒が習慣化している人などでしょうか。
夜の習慣を早く見直さないと、そのうち健康を害してしまいそうです。
優先順位を上げる
それでも時間がつくれない…という人は、そもそも、運動の優先順位が低いのでしょう。
私の周囲で運動が習慣化している人は、けっして「暇だから」運動する時間があるわけではありません。
むしろ、仕事に家庭にと、タスクの多い人が、運動にも熱心に取り組んでいるイメージがあります。
忙しいのになぜ取り組めるかというと、優先順位が高いからです。
私の場合を例にすると、一番優先している時間は睡眠時間です。次は、食事と運動時間といったコンディショニングの時間です。
なぜこれらが最優先かというと、心身の調子を整えることが、いい仕事をするためにも、いい母親であるためにも、土台であると考えているから。
さらに、睡眠や運動・食事は、私の代わりにできる人はいないので、自分でするしかないからです。
次に優先する時間は、母親としての娘たちとの交流時間(場合によっては睡眠を削ってでも、娘たちと語るときもありますが)と考えています。これは、娘たちの母親が私ひとりだからです。
仕事や家事などの日々のタスクは、これらの時間を確保した上で、残りの時間で回るように、締切を調整したり、外注したりしながら、スケジューリングしていきます。
「仕事や家事をすませて、時間が余れば……」などと考えていたら、時間が余ることはいつまでたってもないでしょう。
ルーティンに組み込む
朝おきたら実行するルーティンに、運動も入れ込み、無意識でもやるようにします。
私の場合は、朝おきたら、以下のようなルーティンです。
- 顔と口の中を洗う
- 白湯を飲む
- 猫のトイレの片付け
- 筋トレ
- シャワー
- 座禅
- 朝食と弁当づくり
このように習慣の中に組み込むと、嫌でもだるくても、やるのが普通になります。
歯磨きのように、「やらなくても死なないけど、すごく気持ち悪い」という存在になったら、習慣化成功です!
ノンアルコール日を増やす
アルコールは、肝臓で分解されます。
肝臓は、身体に有害な物質の分解処理、脂肪の消化吸収を助ける消化液・胆汁の生成、栄養素を体内で利用できるように変換して全身へ送り出すなど、多くの機能をになっています。
このため、アルコールの処理が多くて肝臓が疲れると、体全体の疲れもとれず、代謝も滞り、パフォーマンスが上りません。
お酒を飲む習慣のある人が、軽い運動をする気がしないほど疲れているなら、アルコールをまずシャットアウトしてみてはいかがでしょうか。
ノンアルコールで夜を過ごすと翌朝すっきりと目覚めることができ、朝から筋トレやジョギングもスイスイできます。
仲間と約束する
運動を習慣化するなら、約束するのもおすすめです。
- ランニングチームなどに所属して練習会に参加する
- スポーツクラブで個人トレーニングを予約する
- 友達と山登りなど体を動かすレジャーを楽しむ
などなど。約束してしまえば、実行につながりますよね。
運動しないことを選ぶのは自分
それでも、「できない」というなら、自分の胸に手あててよく考えてみましょう。
「運動できないままいることで、私にはどんなメリットがあるのだろう」
「いや、ほんとうはやりたいんだ、やりたいのにできないんだ」と反論されそうですが、「やりたいのにできない」はほとんどの場合「やりたくない」である…というのが私の考えです。
「やらないこと」のメリットを感じているから、「できない」といってやらないのです。
例えば、仲良し同士で「できな~い」「やれないよね~」と言い合うことに、楽しさを感じていたら、「できない」といっていたほうがいい。
「やってみてもうまくできない」という状況を避けたいなら、「できない」といっていたほうが楽です。
ぽっちゃりを受け入れた自分が、実は心地よくなっているのかもしれません。
運動するための早起きに向けてお酒を断つなんてありえないほど、日々の辛さをお酒で紛らわすしかない状況なのかもしれません。
この場合、解決すべきは運動習慣以前の課題です。
なお、こうした場合、私は「運動をやりたくないなら無理にやることもない」と考えています。その前にしなければいけないことがあるから、する気が起こらないのでしょう。
または、すごーく小さい負荷で「できることだけ」やってみるのもいいですね。運動なら、例えば…スクワット10回だけとか、10分散歩とか。それでもやらないよりはマシですもん。
「今はやらないけど、しかたない。まあいいや」と気を楽にして、今やりたいこと、向き合わねばならない別の課題に一生懸命取り組みましょう。
課題がスッキリしたら、やりたいことやできることが、また変わってきます。
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