「3つの密」は避けながら、飲食店を巡って売上に貢献し、運動不足も解消できるグルメポタリングコースを企画しようという仲間で下見に出かけました。
コロナと飲食店とサイクリング
新型コロナウイルスの影響がさまざまな分野に出ています。
苦境に立たされている飲食店、外出自粛による運動不足による「コロナ太り」やメンタル不調「コロナ鬱」。
自転車で飲食店をめぐるサイクリングコースやサービスプランがあれば、この両方が解決できるのでは?と、飲食店経営者やサイクリングガイドら有志で集まった走ってみました。
コロナ対策とサイクリング
「外出自粛なのに、でかけていいの?」という疑問はもちろんあります。
日本サイクルスポーツ振興会では2020年4月13日、「新型コロナウイルス感染対策における日本サイクルスポーツ振興会からの提言」として以下のような提言を発表しました。
日光を浴びること、新鮮な空気を吸いながらサイクリングをすることは健康維持に必要と考えます。また、自転車は他人との接触を避けながら移動ができる手段でもあります。
とした上で、屋外サイクリングについて以下のように示しました。
1. 人通りの少ない場所を選びましょう。
2. 可能な限り1人で行いましょう。ただ、人通りのない場所での1人のサイクリングにはリスクもあります。また、子供などサポートを必要とする場合もあります。提言の趣旨をご理解いただき、ご判断ください。
3. 走行時は他のライダーと十分な間隔を開けましょう。十分な距離については様々なご意見があるようです。提言の趣旨をご理解いただき、ご判断ください。
4. 医療機関に負担をかけないよう、怪我のリスクが高い走行方法は避けましょう。
5. 追い込み過ぎて免疫力をさげないようにしましょう。
6. 食べ物や飲み物は携行し、可能な限り店舗などには立ち寄らないようにしましょう。
7. マスクを携行し、コンビニ等の店舗に寄る場合は必ず着用しましょう。
8. 帰宅後はすぐにシャワーを浴びて、ウェアはすぐに洗濯しましょう。
今回の試し乗りでも、人通りの多い場所は避け、間隔を開けて走行しました。店舗に立ち寄る際は、手の消毒をし、長時間の滞在にならないようにし、会話するときもなるべく距離をとるようしました。
呉羽・岩瀬を回るコース約20キロ
今回は富山県富岩運河環水公園を発着地として、まずは呉羽山の展望台までの坂を登ってバイクに乗った感と眺望を楽しんだあと、岩瀬や浜黒崎を回ってまた環水公園に戻るルートでした。
コース設定してくださったのは、JCA公認サイクリングガイド高橋尚子さん(右)です。
ゆっくりと食事を楽しむのではなく、途中でちょこちょことグルメを楽しもうという企画です。
手を消毒して入店しささっとテイクアウト、または立ったままパクパクパクくらいで食べ切れるメニューを提供いただけないかと考えて、立ち寄ったお店でお買い物。
まずは、黒崎屋さんで夢耕村塾とやまの焼き芋を使ったアイスクリームです。
それから、岩瀬方面へ向かい、魚介の燻製などの加工品で知られるつりや さんのセレクトショップ。
チェコ出身の職人が腕を振るうクラフトビールの醸造所兼パブ「KOBO Brew(ブリュー)Pub(パブ)」で、メツゲライ・イケダさんのソ-セージ(すごくビールが飲みたい!)。
満寿泉のお酒数十種が味わえる立ち飲みバー「沙石(させき)」 (これで飲めないのは悲しい…)。
…と、このルートだと、私にとっては、お酒が飲みたくなるのをどうするかが課題(笑)。お菓子やおにぎりやなど、炭水化物を味わえるお店があるといいかもしれません。
そのほか、開店準備中のお店をのぞくなどしてから、岩瀬の海辺のサイクリングロードへ。
この開放感! 最近は閉じこもりっきりのことが多かったので、清々しさもひとしおです。
美味しい食べ物、歴史ある町並み、美しい自然。富山って本当にいいところだと再認識しました。
自転車は本当に気持ちのいい乗り物だと思います。これからは気候も良くなります。感染拡大には十分配慮しつつ、楽しんでいきましょう!
メルマガ登録はこちらから
ここだけに掲載している林原りかの「自分史的自己紹介」をお届け後、言葉やブランディングで、ビジネスと人生を充実させるヒントをお伝えしています。返信もOK!