昨日は、コロナ休校による運動不足で「太ってきた」と悩む娘たちを連れて、近くの里山にハイキングにでかけました。子どもたちとゆったりとした時間を過ごし、コロナ自粛以前はこうした時間がとれていなかったことに気づきました。時間の使い方や家族との過ごし方を見直す、いい機会かもしれません。
呉羽山の自然と歴史・文化にふれる散歩コース
今回、私と娘たちが歩いたコースは、こちらの呉羽山贅沢散歩コース の一部です。峠茶屋をから長慶寺の五百羅漢までを往復しました。
2時間ほど歩いたその道は、時々自動車でも通りすぎる道です。
歩くと知らなかったお店や石像などに次々と出会い、子供たちともいろんな話ができました。
子供とゆっくり散歩したのはいつ?
こうやって歩いてみると、子供と一緒にハイキングしたのは、いつのことだろう?と疑問がわきました。思い出せません。
子どもたちが中学校に入ってからは土日も部活、高校生になると模試やテストもあって、おやすみがちっともありませんでした。
たまに出かけても、イオンなどに買い物程度。
周りのママたちを見ても、子供が小さいうちから土日もスイミングなどの習い事に忙しいご家庭が珍しくありません。
一方、北欧では、家族との公園や湖畔などでな散歩は、コロナ以前からポピュラーな娯楽だとききます。
私がデンマークを訪れた際も、午後4時くらいから、公園や川沿いの散歩道を家族が連れ立って歩く様子がみられました。
日本の子供は習い事や部活動が多く、その母親も送迎や弁当作りなどで忙しい日々を送っています。母親とハイキングにいく時間なんて、普段ならありえなかったと思います。
これって、よく考えたら、日本の普段の慌ただしさのほうが異常なのでは?と考えさせられました。
「自粛」でラクになることも
子供が小さいお宅では、休校の間の暇つぶしに母親が苦労している話をよく聞きます。
とはいえ、おおっぴらには言いにくく、マスコミも取り上げにくいものの、「自粛でラクになった」と感じている人も多いのではないでしょうか。
私自身、コロナ自粛で休校・休部になってから、睡眠の状況が格段によくなりました。子供たちが以前よりも遅く朝食をとるようになったため、私も朝はゆっくりと目覚ましなしで起きることができるようになりました。睡眠時間が増え、自然に目が覚めるので、目覚めがよくなり、朝から元気です。
打ち合わせが少なくなり、メールやWEB会議で進む話も増えました。
他の人と話していても、子供の習い事の送迎がなくなってラクになったという人。
付き合いの飲み会がなくなってラクになったという人。
在宅勤務になって、「移動時間がない」でこんなにストレスが減り、効率が上がるとは!と喜ぶ人もいました。
ちなみに、デンマークでは、在宅勤務やフレックスを取り入れている企業が大多数です。飲みニケーションは普通ありません。コロナ以前から、今私たちが感じているような「ゆとり」があるのでしょう。
コロナ自粛自体は本当に残念なことですが、日本人の忙しすぎる生活、ママたちのタスク多すぎ、詰め込みすぎの毎日を改善する転機になるかもしれません。
ストレスの少ない、ラクなライフスタイル、ワークスタイルも案外できるのでは? と見直すチャンスにしたいものですね。
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