新型コロナウイルス感染を防止するため、小中学校の一斉臨時休校。子どもたちは大喜び。先生方は大わらわ。私は給食の食材を納入ずる業者さんが心配です。いずれにしても子どもに昼ごはんを食べさせなくてはならないので、どちらの業者さんか分かれば、積極的に購入したいと思うのですが。
【地元の牛乳その他】
給食業者は地元の中小企業
先週の木曜日に突然の休校要請で、給食の発注も突然とまったそうです。
私が個人的に調べたところでは、冷凍食品など保存のきくものは買い取って保管していることもあるそう(とはいえ、発注がおやすみになりますが)。また、注文のキャンセルや返品まで発生しているそうです。
給食の納入業者さんには、地元の中小企業さんが多いことでしょう。中には売上の大部分が給食ということも珍しくないようです。
3月まるまる収入0という業者さんの話も聞きます。地元の企業の経営悪化が心配です。
業者さんの売上に貢献したいがどこかわからない
私も中学生の子どもをもつ母親です。
給食がなくなっても子どもに昼ごはんは食べさせるのですから、どうせなら、日頃お世話になっている給食の食材納入業者さんの商品を買って、売上に少しでも貢献したいと考えました。
そこで、ネットで納入業者さんを探しましたが、それらしい情報にヒットしません。
今、コロナ休校対応に追われている学校や市に問い合わせるのも心苦しい。
そこでせめて、給食業者さんだと知っているものを買おう…と、スーパーで娘の通う学校給食の牛乳を探しました。
すると…
売り切れ!
となりの風の盆牛乳も、隣の市の給食納入業者さんがこちらは普通にある様子。
きっと、地元に私と同じように「給食の牛乳を」考えた人が多いから、この業者だけ売り切れなのでしょう。
分かれば買える。その差は「情報発信」
この牛乳が「買おう」という気を起こさせたのはなぜでしょうか。
ひとつは、ネットで乳牛の乳が止まるわけではないから牛乳がだぶつく…というニュースが流れたこと。牛乳を積極的に買おうという動きが出ています。
もうひとつは、この地元の給食の牛乳パックに、商品名・会社名が書いてあることではないでしょうか。
子どもでも牛乳の名前とパッケージのデザインを記憶していました。パッケージの情報発信力は抜群ですね。
子どもから牛乳業者を聞いた親御さんが
「うちの子の学校では、〇〇乳業さん。なら、大変だろうから、買っていこう」
という流れなのでしょう。
それならですよ。
たとえば、豆腐はココ、お米はココ、パンはココと分かっていれば、それを買おうという親御さんは多いのではないでしょうか。
でも、私を含め親がどこの食品会社さんが、小売店が、給食納入業者さんなのか、ググってもわからない。
情報発信のサポートをさせていただいている身からは、普段から情報発信して、納入業者として地元に貢献していることをアピールしていたら良かったのにとも思います。
今からでも「うち、困ってます」と発信して、学校給食以外で売れないものでしょうか。
市町村などが旗を降り、場を用意してくれればサイコーですが、学校現場では子どもの学習をどうするか…のほうが優先課題でしょうから、市町村がなんとかしてくれなるのを待っても、残念ながらなかなかムズカシイかもしれません。
これを機にネットショップ付きHP風ブログを
3月は通常より売上が下がる業者さん。給食分の業務がなくて仕事が減ったり、なくなったりするなら、その間にネットショップ機能付きのHP風ブログを作るのはいかがでしょうか。
こんなときこそ、後回しにしていた大事なことに取り組み、爪を研ぎましょう。
一度サイトを作ってしまえば、情報発信したり、通常(給食)と異なる場である店頭やネットで商品を販売することもできるでしょう。コロナが一段落してからも日々の情報発信に使えます。
今だって「給食売れなくなった商品が買える」という情報があれば、日頃お世話になっている恩返しをしたい親として、とても嬉しいと思います。
買って応援したいと思っている人に、ぜひぜひ情報と商品を届けましょう!
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