昔から、ユースホステルやベッド&ブレックファースト、民宿やゲストハウスなどをよく利用する私。先日の東京訪問では、以前から一度泊まってみたかった、ゲストハウスに宿泊しました 。
築100年の古民家ゲストハウス
そのゲストハウスは、築100年の古民家をリノベした「東京ゲストハウスtoco.(トコ)」。ホームページの感じがよくて、一度泊まってみたいと思っていたのです。
Google Mapを見ながら歩くと、かなり近くまできても周りはビルばかり。とても古民家があるようには見えません。
と、看板を発見。外から見ると、バーのような雰囲気です。
外観の写真を撮っていると、こちらを見ていたスタッフの方が「ご宿泊ですか」と声をかけてくれました 。
ここは、一般の方も利用することが可能りエントランスのバーなんだそうです。宿泊者には、ウェルカムビールのサービスが!
ここで、チェックインをすませて奥に進むと、 扉の先に立派な木造家屋が現れました。
スタッフの方の話では、元は眼鏡屋さんだったということです。問屋か工場だったのでしょうか。
もともとは縁側だったところが出入り口になっていて、奥には縁側に廊下が続きます。
写真右手は、おそらく客間や仏間だった場所でしょうか。ここは男女混合のドミトリー になっていて、2段ベッドが入っていました。
この写真の奥には、ダイニング キッチン。
調理道具や調味料が自由に使えるようになっています。
ドリンクバーもあります。
その隣には共同のトイレと洗面所。
シャワールームの入り口はこんな感じです。
中は一般的なシャワールームです。
近隣には銭湯もあるそうです。
奥に行くと、2階には女性専用のドミトリー の他、個室があるようです。
私はドミトリーに宿泊。到着したのが夜なので、そっと入ります。
ドミトリーだと眠れないのでは?と心配されるかもしれませんが、ゲストハウスを利用する方にイビキもちはあまりいないよう。
また、私は普段もほかの家族の生活音があるなかで寝ているので、さほど気にはなりません。念の為にもっている耳栓とアイマスクがあれば、たいてい大丈夫です。
もともとの建物が古民家であるという特徴上、廊下を歩く人のスリッパの音やドアの開け閉めなど 多少の音は聞こえました 。
しかし、私が宿泊した女性専用のドミトリーは、利用者のマナーが非常に良く、大変静かに気持ちよく休むことができました。
宿泊費は3200円~で、11月末の月曜日のこの日は3700円でした。
周りにはコンビニ・スーパー・銭湯
立地は上野公園からそう遠くない台東区の入谷。地下鉄の入谷駅からは徒歩3分程度、 JR は鶯谷駅から徒歩10分ほどのところにあります。
うらは神社で、繁華街からは離れており、夜は非常に静かでした。近所には銭湯やコンビニエンスストア、外食できるお店もあります。
今回は1泊でそれも寝るだけでしたが、数日滞在して下町気分を満喫するのもいいのでは?と感じました。
お客は外国人ばかり
宿泊客は、私が出会ったかぎり、外国人ばかりでした。スタッフも日本人のほか、台湾人の方も。
館内では英語などの外国語が聞こえ、海外旅行に来たような気分を味わうことができました。
ちなみに、私が20代のころは、ユースホステルやゲストハウスというと、若者のバッグパッカーのためのもの、というイメージでしたが、今はいい大人の宿泊客も多いそうです。
ほかのお客さんを見ていても、45歳の私から見ても年上に見える方が何人もいらっしゃいました。
ただし、2段ベッドの上段は、少し高い位置だったので、足腰に自信がない方はご注意ください。
朝食のおにぎりにほっこり
朝食は400円です。スタッフの女性が、作ってくれました。 おにぎりとお味噌汁です。
お味噌汁の具は大根と玉ねぎ。おにぎりの具は、一つがくるみ味噌、もう一つは紫蘇の粉と粉チーズでした。
粉チーズが入ったおにぎりは珍しく、このスタッフの方に尋ねてみたところ、彼女もこのお宿で初めて知ったそうです。
高3長女とそう年頃が変わらないように見え、お年をお尋ねしたら22歳とのこと。学生の時から海外旅行が好きで、ゲストハウスにもよく泊まったそう。そんな経験から、就職先はこのゲストハウスを選んだということでした。
「お料理は得意ではないんですが」と照れくさそうに話してくれました。
がんばれ、がんばれ。と心の中でエールを贈ります。
建物の状態も設備も○。唯一の不満はアレ
このゲストハウスの魅力は、何と言ってもこの築100年の民家。
近年流行している洗練されたオシャレなゲストハウスにはいくつか泊まったことがありますが、このように温かみある建物はなかなかありません。
設備は、フリー wi-fi は完備。ドライヤーは風力の強いものが備え付けてありました。
ただ、暖房の効きは悪いよう。私が訪れた11月末でも、ダイニング・キッチンは足元が寒かった。湯たんぽや毛布が自由に使えるようになっていました。
このお宿で、たった一つの不満は、トイレがシャワートイレではないことです。シャワートイレがないと……という方は、ご注意くださいね。
それ以外は、建物もスタッフの方々の接遇も温かく大満足。、またお世話になりたいと感じるお宿でした。
ありがとうございました!
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ここだけに掲載している林原りかの「自分史的自己紹介」をお届け後、言葉やブランディングで、ビジネスと人生を充実させるヒントをお伝えしています。返信もOK!