今年2月に「40代半ばですがダイエットをします」と宣言して9ヶ月。体調が改善した「ご飯ダイエット」を続けたところ、体重は高止まりの様相です。当然といえば、当然なのですが。
減らない体重・凹まないお腹
管理栄養士の柏原ゆきよさんの書籍に影響されて始めたお米をしっかり食べるダイエット。
ある程度続けないと合っているかの評価はできないと考え、3か月が過ぎました。
その結果、書籍のとおりだったのは、「疲れにくくなる」ということです。
お腹が減ったときはお菓子ではなくご飯を食べるよう勧めていることから、小腹が減ったときはおやつにおにぎりを食べるなどしたところ、以前から悩まされていた夕方の疲労感や眠気、疲労感を麻痺させるために起きる飲酒欲求は大幅に軽減することができました。
一方、書籍の言うとおりにいかないところもありました。
それは体型の変化です。「内臓脂肪が減るため、10日ほどでお腹が凹むのを感じられる」とのことでしたが、それはまったく感じられませんでした。
体重も体脂肪率もダイエットを決意したころの体重で高止まりです。
考えてみれば、そりゃそうか
ただ、よく考えてみると、それももっともかと思うふしもあります。
というのは、通常、「食事を変えて痩せた」という本のモデルの方は、かなりの肥満体です。普通の食事をすれば痩せるよね、という方々。
例えばこういう雰囲気のものですね。
ダイエットより97キロまで太るほうが大変そうです。きっとかなり食生活が乱れていらしたものと拝察します。
一方私は、すでに食事にはけっこう気を使っていて、雑穀米や具沢山の味噌汁、豆や野菜や海藻は常食しています。運動習慣もあります。
すると、食事改善のアドバイスを見ても、改善する余地が少ない。そこに「ご飯を増やす」となりました。
今までシュークリームや唐揚げを食べていた人は、おにぎりに置き換えることで痩せるでしょうが、私の場合は「今までの食事プラスご飯増し」です。
それならば、体重は当然増えますよね。
風邪&口内炎に泣く
柏原さんの著書には、「ご飯を増やした分、おかずを減らす」としないから、体重が増えるとありました。そこで、私もおかずを減らしてみました。
そのとき私が心配したのは、栄養不足です。雑穀を混ぜたご飯や具だくさんの味噌汁はあるものの、タンパク質やカルシウム、ビタミンB2・Aなど、足りているのかなあという印象でした。
そう感じていたときに、我が家に子供たちから風邪が上陸。私も風邪を引いてしまいました。
そのとき特にひどかったのが口内炎です。大きいのが5つくらいあり、口の中のどこに食べ物を入れても飛び上がるほど痛い。風邪も長引き、3週間ほど咳に苦しみました。
口内炎は、ビタミン不足や過労でできやすくなります。ご飯ダイエットとの直接の因果関係は証明できませんが、この時期だったことには意味がある気がします。
普段の食事に戻すことを決定
というわけで、今月からは、ご飯の量を通常量に戻しておかずもきちんと食べようと考えています。
ただ、以下のような柏原さんの食事法のよいところはそのまま活かそうと思います。
- 雑穀米と具だくさんみそ汁が献立の基本
- 楽しく美味しさを実感しながら食べる
- ひとくち30回は噛んで、30分以上かけて食べる
- 塩分・脂分を減らしたおかずにする
- 小腹が減ったらお菓子よりおにぎり(夕方にはご飯を少し食べる)
小太り体型を引き締めるには動くしかない
「疲れにくくなって健康」なら問題ない気もします。BMI的にもちょうど「適正」と言われるバランスです。
ただ、自分のセルフイメージと実際の体型がフィットしていないというのは、居心地が悪いものです。鏡を見るのがなんとなくイヤになってしまいます。
かといって、40代に極端な食事制限は禁物。食事制限は元に戻せばリバウンドしますし意味がありません。普段の生活や趣味を楽しむなかで、自分がしっくりくる体型に落ち着きたいものです。
私の場合は普段の食生活だけならあまり問題がなく、あとは以下のような課題に取り組む必要があると考えています。
- 引き締まった体型を目指すなら、トレーニング量を増やさないと無理→トレーニング時間の捻出
- 外食やお酒が入ったときに理性のタガが外れ、食事が乱れる
- うどんやパスタなど、雑穀の入らない炭水化物が大好物
- 子供たちと食べるハンバークや唐揚げなどの高カロリーメニュー
いろいろと試してきた結果、私にとっては難易度の高い課題が残ってきました。
メルマガ登録はこちらから
ここだけに掲載している林原りかの「自分史的自己紹介」をお届け後、言葉やブランディングで、ビジネスと人生を充実させるヒントをお伝えしています。返信もOK!