私は、自宅しごと(在宅勤務)を始めて、 4年ほどになります。毎年夏休みになると特に、家で仕事をするメリットを感じます。勤め人であっても可能な職種なら、8月は特に働く場所を選べるようにしたら良いと考えています。
8月は家事・育児関連タスクが大幅増
7月の終わりから8月は幼稚園から高校の夏休みです。夏休み期間中は、親や保護者にとって、家事育児に関わるタスクが大幅に増加します。
例えば、以下のような業務が、通常業務にプラスされます。
- 弁当作り
- 昼ご飯作り
- プール等子供の外出の送迎
- ラジオ体操
- 夏休みの宿題のサポート(図書館や美術館に連れて行くなど)
- プールの監視
- 夜警
- 自治会の夏祭り
- 地蔵祭り
- 七夕祭り
- お盆のタスクいろいろ(墓掃除、墓参り、帰省客の受け入れ準備、帰省客の歓待)
こうした、増加したタスクを、通常どおり勤務しながらこなすのは、本当に大変です。
おまけに近年は、猛暑続き。日中暑い中、通勤して働き、暑いなか帰宅した後に様々なタスクをこなすという無理を親(特に母親)は続けています。
我が家のような古い昭和家屋では台所が独立しており、台所にクーラーがありません。そのため、夏場は、料理そのものが暑くてしんどい業務となります。
近年は、屋内での熱中症も増えており、夏は家事といえど、体力と相談しながら注意深く進める必要があります。無理は命に関わります。
在宅勤務で解決できること
しかし、家で働くようになって、8月は大変過ごしやすく楽しい時期へと変わりました。その理由には、以下のようなことがあります。
自由に使える時間が増える
季節問わずの在宅勤務のメリットとして、通勤時間の節約が挙げられます。
私は以前の職場なら、片道1時間かけて富山市まで通っていました。朝夕のラッシュにもひっかかります。
このころと比べると、単純に1日2時間は、自由に使える時間が増えたことになります。
また、通勤中に汗で落ちてしまうメイクを施す時間や、汗で崩れる髪のセットの時間も節約できます。
こうして浮いた時間を、夏に増える家事育児タスクに当てることができ、時間と心にゆとりが生まれます。
直射日光に焼けながら通勤しなくていい
30度超えの気温の中、日焼けしながら通勤するのは、朝から体力を奪われます。
クーラーの効いた事務所に入って、しばらくぼーっと涼んでしまう人も多いのではないでしょうか。
パソコンとスマホがあればできる職種は多いものです。通勤のために使う体力と脳のエネルギーを家で仕事に回わせば、生産性はぐっと上がることでしょう。
また、在宅で働ける職種の人が通勤しないことによって、通勤ラッシュが緩和されます。通勤が必要な人のラッシュでの疲労による生産性低下を防ぐこともできます。
涼しい服装で働ける
私の8月の勤務姿は、主に綿のワンピースやゆったりとしたシャツです。ウエストや足を締め付けないので、とても涼しく感じられます。
一方、出勤する場合は、女性ならストッキングを履いて、男性ならネクタイにジャケット……礼儀として仕方ないことですが、暑くて疲れるわ、臭いわで、いいことがありません。
子供と一緒にランチやおやつが食べられる
夏休み中の親の大きな悩みが、子供のお昼ご飯です。学童保育でも小3以上は預けられない(かといってひとりにするには心配)、通っていても毎日では飽きてしまうこともあるでしょう。
自宅しごとなら、休憩がてらお昼ご飯を作ることもできますし、ある程度子供が大きくなってくると子供がお昼ご飯を作ってくれることもあります。
我が家では最近、娘がお菓子作りに凝っていて、仕事中の私におやつを出してくれます。
夏の日の昼下がりに、子供達と食卓を囲んだり、家の前に出したプールで遊ぶ子どもたちを眺めたり(ときには足を入れてパソコンを打ったり)、午後の仕事で疲れた時に子供の手作りのお菓子を食べたりする時間は、私にとって至福のひと時。人生の豊かさを感じていました。
選べるようにするといい
ただ、全員が在宅勤務をすべき、と言っているわけではありません。
祖父母など子供を見てくれる人が別にいるから大丈夫というご家庭もあれば、子供と一緒では集中しづらい仕事や、情報管理の観点から家ではできない仕事もあります。会社と離れる孤独感に耐えられないという人もいるでしょう。
しかし、家で働いた方が家事育児と仕事のバランスが取りやすいという人には、在宅勤務を選べるように環境を整えることが、結局は生産性が上がり、企業や社会全体にとってプラスに働きます(「こういう人は辞めてくれたらいい」などという会社は、世の中の変化についていけず、淘汰されます)。
上記のような理由から、働く人の環境を整える権限を持っている経営者や上司の方々には、選べる環境を整えることをお勧めします。
また、夏の家事育児と仕事の両立に苦しんでいる保護者の方は、まずは大変であることなど相談してテレワークができないか提案してみてはいかがでしょうか。
上司は大変さに気づいていないだけ、ということもあります。言ってみると、解決・改善することもありますよ。
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