「のとじまトライアスロン」に今年も行ってきました! 2017年の第1回大会から参加し、今回で3回目となります。今回も大会レポートをご紹介します。まずは、前日受付から。
風光明媚な能登島全体を走るショートディスタンスのトライアスロン大会
まずは大会概要からご紹介します。
制限時間は長めで、海が穏やか。バイクやランのコースの景色がとっても綺麗でおすすめの大会です。
開催日時
2019年6月30日(日)7:30スタート ※雨天決行
競技種目、距離、制限時間
- 部門 エイジ、リレー
- 距離 スタンダード・ディスタンス 51.5km(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)
- 時間 スイム終了まで60分、バイク終了まで3時間30分、ラン終了まで4時間30分
大会の日程
前日には大会受付と競技説明会が行われます。
一般的にトライアスロン大会は、事前の競技説明会に参加しないとレースに出ることができません。
大会によっては、バーコードなどで厳しくチェックされるので忘れずに参加しましょう。
6月29日(土) 大会前日
13:00~ 受付
~14:00 ゲストセミナー
14:30~15:00 競技説明会
開催場所は、能登島生涯学習センターです。
6月30日(日) 大会当日
6:00~7:00 受付
7:30 競技開始
12:00 競技終了
開催場所は、能登島町マリンパーク海族公園特設会場です。
前日の受付と競技説明会
海の下見
今年は大雨による悪天候が心配されていたトライアスロン大会。午後からの受付の前に、午前中のうちに海の下見をしてきました。
この段階ではまだ霧雨状態。会場となる海水浴場では着々と準備が進められていました。
水は澄んでいて波も無く、このままの状態なら問題なく泳げそうです。
軽く試泳し、パニックを防ぐべく心の準備をしてきました。
前日受付と競技説明会
次に、競技説明会の会場に移りました。
ここでは、ゼッケンやキャップを受け取り、手首にはレースナンバーを書いたベルトを装着(大会終了まで外すことはできません)。
健康チェックカードを兼ねた誓約書を提出し、審判によるヘルメットチェックが行われます。
その後、ゲスト選手である河原勇人さんによる安全講習会の後、コースなどの説明が行われました。
河原勇人さんのアドバイス
備忘録を兼ねて、いかに河原さんのアドバイスのメモを転載します。
全体を通じて
- 笑顔で楽しく競技することが大事
- レースも大事だが、次の日の仕事を安全に行える状態であることが大事
- ストレッチを念入りにすること。特に鎖骨と肩甲骨、あばらを動かす。クロールのかきは、鎖骨を落とすようにすると腕が楽です。
3種目を通じたギアについて
- 悪天候では、体を冷やさないことが大切です。とくにお腹周りを冷やさないようにしましょう。そのためには、マッサージオイルやワセリンでお腹周りに膜をつくると良い(反対に暑いときは、手のひらを冷やす。ジップロックに氷入れて持つ。タイツに氷を入れるのもよい)
- キネシオテープを首の後ろに貼ると擦れにくい。炎天下の場合、うなじの日焼けを防げる
- 雨の日は色の薄いレンズ(ミラーレンズは見えない)
- 体が濡れているときは、大きめのコンビニの袋を手足にかぶせると腕・足が通りやすい
- ウェットスーツは股まであげる 。肩もウエットスーツをしっかりあげないと泳ぐ時に肩がつらい。スーツのたるみをなくして、肩にゆとりを持たせると泳ぎやすい。
バイクのギアについて
- ウエアの下にドライインナーを着るとよい
- ヘルメットはストラップにゆとりがないこと
- ダイヤルもしめて、頭を振ってもずれないようにすること
- サングラスも明るい色のレンズ
- レンズに自動車の撥水グッズをぬるとよい
- オイルはクロカン用が落ちにくい
- レース後は自動車用のクロスでさっとひとふきすると良い
ランニングのギアについて
- 雨の日は帽子を被ること。体温を保つ、顔に雨があたらないようにする効果がある
- ビニール袋にソックス、シューズを入れておくと濡れにくい
- バイクでソックスを履く人も、ランニング用にソックスを変えるとよい
- 左右のソックスをシューズに入れておくと、履くのがスムーズ
安全について(スイム)
- 競技前に、アップで心拍数を一度あげておくこと
- 外側の安全なところを泳ぐ
- いきなり泳がずに、歩いたり、イルカジャンプをしてから泳ぐと良い
- 先頭で泳ぐより、海に流れができてから泳ぐ方が楽
- 最初の200 mは、疲れるので注意する
安全について(バイク)
- 能登島は、コーナーやUターンがあるテクニカルなコース
- コーナーでは重心をペダルにおく(お尻を軽く浮かせる、足で挟む)と良い
- 漕ぐときは引き足を引き上げ、前の足に体重をのせると良い
安全について(ラン)
- 最初速く入りすぎないこと。
- 1、2キロは重力になれるまでゆっくりと行く
- 姿勢は腰高のフォーム(おへそとみぞおちのあいだを開くイメージ)
- 顎は引くと呼吸が苦しくなり、背中のアーチが崩れるのでよくない
- リズムは軽く細かく走る90回転。1秒よ3歩のアンパンマンのマーチくらい
- イーブンペースはつらいので、リズムを一定に意識すること
- 呼吸は「ハッハッハ」は浅い呼吸。「フーフーフー」のほうが呼吸ができる
- 苦しいときほど、ほっぺを膨らまして「フー」とすれば、腹式呼吸になる
- 笑顔のほうが、楽になる。笑顔を交わして走ろう
競技説明会
競技説明会では、当日のレース前の時間割を確認することが大事です。
以下の時間は、把握しましょう。
駐車場オープン (聞けなかったが、例年通り5時か?)
- トランジションオープン 6時~
- 当日受付 6時~
- スイムオープン 7時~
- 入水チェック 7時10分~
- セレモニー 7時20分~
- スタート 7時30分
その他競技説明会では以下のことが注意されました。
- ウニに注意
- レースチューブOK(捕まって泳いだら失格)
- 乗車ラインから出てから乗る、ラインの手前で降りる
- ヘルメットかぶってストラップかけてから、バイクを外す
- バイクかけてからヘルメットとる
- ドラフティング禁止
- 2階に荷物あずかりと着替え(乾いた服)あり
- バイクラックには自転車の前輪を乗せる
- バイクの左に荷物
競技説明会が終わると、雨脚が強まっていました。明日は大丈夫かと不安になります。
荷物の準備は天候を予測して
帰宅後は荷物を準備。毎度のことですが荷物が多いので、チェックリストを作っておくことをお勧めします。
今回は雨が予想されるため、着替えやタオルを多めに用意しました。
後から振り返ると、準備なので外を歩き回る時のために、本格的な雨合羽を持っていくべきでした。
ウィンドブレーカーはずぶ濡れになってしまいました。
今日はこれで、お酒(二日酔いはもちろん、脱水も防ぐため)も飲まずにお休みなさい。
では、次回は大会当日の様子をお伝えします。
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