2019年5月17日に行われた岩瀬曳山祭りに合わせ、岩瀬にあるフランス料理店カーヴユノキさんでお食事をいただきながら、曳山を見物。歴史と伝統の文化、美味しいお料理とお酒、楽しいおしゃべりと、非日常空間でリラックスさせていただきました。
岩瀬曳山車祭
岩瀬曳山車祭は、毎年5月17日・18日に行われる岩瀬諏訪神社の春季例大祭。13基の曳山車(ひきやま)が町を練り歩きます。
山車本体の上の「たてもん」とよばれる飾りは、商売繁盛に関するモチーフや時事ネタなど、毎年趣向を凝らして作り変えます(大変!)。
夜には山車がぶつかり合って、力を競う「曳き合い」が一番の見どころ。かつては死亡事故も出した激しさで「岩瀬のけんか山車」として知られる伝統の祭りです。
1日1組限定のプライベートダイニング「カーヴユノキ」
この岩瀬曳山祭りの日に訪れたのだ「カーヴユノキ」さん。岩瀬の海運業で名高い森家の米庫だった土蔵をリノベーションしたフランス料理店のレストランです。カーヴユノキの「カーヴ(Cave)」はフランス語で「貯蔵庫」の意味ですね。
シェフの柚木栄樹さんは、全日空ホテルの元料理長だとか。お客は1日1組限定ということで、評判は聴きながらもなかなか訪れる機会のなかったお店でした。
今回はお誘いいただき、岩瀬曳山祭りの日にカーヴユノキさんでお食事をいただくという、幸せな機会に恵まれました。
「カーヴユノキ」の場所
カーヴユノキさんの最寄り駅は、富山ライトレールの競輪場前駅。まず、明治期に建てられた建物が多く残る旧北国街道「大町新川町通り」を目指します。
歩いていると早速、曳山に遭遇。
ドキドキワクワク期待が高まります。
ここが「大町新川町通り」。
この通りに面した酒商田尻本店さんの奥に、カーヴユノキさんがあります。
写真左手の窓は、酒商田尻さんです。
カーヴユノキの空間とお料理とお酒
中に入ると、歴史を感じさせる広々とした空間が。
私が憧れている薪ストーブもありました。冬もきっといい雰囲気でしょうね。
今回のお料理は立食形式でサービスされました。
まずは、小さなカップに入ったオードブル。
こちらはヨモギが入ったコロッケのようなお料理です。
鹿肉のカレーは、その前に飲んでいた純米大吟醸と一緒にパチリ。
食事会が始まってからも、お客の注目を集めていたのが、カウンターに鎮座した飛騨牛の希少部位「ザブトン(肩ロースのあばら骨側にある肉)です。飛騨市神岡町の「肉の沖村」さんから届いたものだとか。
お料理されたものがこちら。
うまみたっぷりの脂が口の中に広がって、とろけるような味わい。おいしゅうございました。
店を一歩出れば曳山!
この日、このお店の立地の素晴らしさは、お店を出るとすぐに曳山が見られることです。
「曳山が来ましたよ!」の声に呼ばれて外に出るとこの通り!
大迫力の曳山の行列を間近で見ることができました。
帰宅するときはちょうど、岩瀬諏訪神社前で22時からの「曳き合い」が始まるところでした。
曳山が集まり、迫力があります!
そして驚いたのは、おまわりさんの人数。
こうやって安全を守る方がいてくれるから、伝統の祭りを長く続けて来られるのでしょうね。遅くまでお疲れ様です。
というわけで、初めての岩瀬曳山とカーヴユノキは、時間と空間の渦に漂うような感覚のなかで美食を堪能する非日常&異空間でした。
大変贅沢な時間を過ごしリフレッシュできました。機会があればまたぜひ。
メルマガ登録はこちらから
ここだけに掲載している林原りかの「自分史的自己紹介」をお届け後、言葉やブランディングで、ビジネスと人生を充実させるヒントをお伝えしています。返信もOK!