もしあなたのホームページに、スタッフ紹介のコーナーがなければ、作ってみてはいかがでしょうか。おすすめの理由と注意しておくべきデメリット、どんな情報を掲載するかのポイントをご紹介します。
スタッフ紹介を掲載する理由
親近感・信頼感をもってもらう
お客様に対しては、親近感や信頼感を持ってもらうというのが一番の目的です。
どんな人がその会社の商品やサービスを提供しているのか、電話をしたらどんな人が出てくれるのか、どんな人が店舗で接客をしているのか、どんな営業マンが来てくれるのかなど、イメージしやすくなります。
社内の雰囲気・社風を知ってもらう
近年の人材不足の影響もあり、人材募集ページでなくても、人材募集を意識してスタッフ紹介をするケースが増えています。
スタッフ紹介のページは、就職を考えている人に対して、社内の雰囲気や社風、入社後の自分の姿をイメージしてもらう効果があります。
スタッフ紹介に掲載する情報
顔写真
できれば、お顔がわかる写真を掲載しましょう。顔が見えることで、「親しみやすさ」「仕事に真剣に取り組む姿」などをアピールすることができます。
写真は、プロのカメラマンに依頼するのがおすすめです。どのような狙いのページに、どんな雰囲気の写真を載せたいかなどを伝えれば、その狙いに合わせたテイストで撮影してくれるはずです。
スタッフの方がどうしても顔出し NG という場合は、似顔絵などイラストを掲載するという方法もあります。
担当業務
紹介文には、そのスタッフがどんな業務を担当しているのかを書きましょう。「どんな人が作っているのか」「どんな人に対応されるのか」などがイメージしやすくなります。
求人募集への申し込みを考えている人にとっては、「自分の希望する業務にどんな人がいるか」「自分が入社したらどんなふうになるか」を想像することができます。
商品・サービスに対する姿勢
そのスタッフが、自社の商品やサービス、自分の対応業務に対して、どのような姿勢や思い出取り組んでいるかを紹介します。
客としては、真剣に作られたもの思いのこもったものを購入したいと言う気持ちになります。入社を考えている人にとっては、真面目な職場であるというアピールになります。
個性・人柄・プライベート
そのスタッフならではの、個性や人柄をに関する情報もあると、より親近感が高まります。例えば、「趣味」「休日の過ごし方」「今はまっているもの」「家族」などがこれにあたります。
こうした情報は、お客様との共通の話題となり、関係を深めるきっかけにもなり得ます。
スタッフ紹介を載せるデメリット
スタッフ紹介を掲載するデメリットといえば、まずスタッフが辞めた時の対応です。ホームページの修正が必要で、カメラマンやライターにコンテンツ作成を依頼した場合はそのぶんの費用が無駄になります。
また、スタッフにとっては名前と顔がセットになってインターネット上に公開されるということで、プライバシーの観点から抵抗感を感じる方もいらっしゃいます。掲載した顔写真が悪用されるかもしれないという可能性もゼロではありません。登場してくださる方と、よく相談をしておきましょう。
紹介文をプロに頼むメリット
紹介文はスタッフに自分で書いてもらうこともできます。しかし、自社や自分の良いところ書くというのは、 案外難しいものです。
なぜなら、自社や自分のいいところというのは、本人たちにとっては当たり前のことが多いからです。また、奥ゆかしい日本人は、自慢したくないという心から、自分のいいところだしたがらない傾向もあります。
プロに頼むと、「自分では書こうと思わないけれど、実は魅力的な情報」引き出してもらったり、ターゲットとする読者(見込み顧客、将来のスタッフ)に合わせた言葉選びや情報の選択をしてもらったりすることができます。
ホームページに掲載する文章や写真などの情報は、質の高いものを掲載すれば、有能な営業マンにも匹敵します。できれば妥協せず、プロをうまく活用して、効果の出るもの作ってみてはいかがでしょうか。
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