暖かくなるとランナーとしては走りやすくて嬉しいものですが、花粉症ランナーはまた別の問題が発生します。私はランニング中に浴びた花粉のせいで咳喘息が悪化。対策として、花粉をブロックするというランニング用マスクを試してみました。
花粉の影響で咳喘息が悪化
先日、晴天時にLSDをしたら、その直後から持病の咳喘息が再発してしまいました。
受診したところ、花粉が咳喘息にも悪影響を与えるとのこと。
「外を走るときには、マスクやゴーグルで保護して、体内に花粉を入れないようにしてください」
とお医者様。そんな姿で走るのは抵抗がありますが、そとで練習できないのも、喘息の悪化も辛い。
というわけで、専門のマスクを探してみることにしました。
ランニング中に花粉を防ぐマスクにトライ
インターネットで「ランニング 花粉 マスク」と検索すると、いろいろな商品がみつかります。
「NAROO MASK F5s(ナルーマスク) 花粉対応スポーツ用フェイスマスク」という商品です。
前と後ろで素材が違い、花粉のほう(左図)はマスクの繊維が花粉より細かいそう。
【画像引用 Amazon】
価格は3200円となかなかの高額ですが、これで外でストレスなく走れ、咳喘息が防げるなら、お安いものです。
思ったよりも厚手のざっくり素材
マスクは、注文から数日でとどきました。
パッケージをあけると、こんな感じです。
素材はニットのように厚みがあります。本当に花粉より細かい?と疑念をもちつつも、さっそく走りに出てみました。
この日の花粉情報はこちら。
私の住む富山県西部(呉西)は「非常に多い」です。相手に不足はありません。いざ!
装着するとかなり怪しい
同じく花粉を防ぐため、ランニング用のサングラスをかけて、このサングラスをつけてみました。
この怪しさときたら!
家の前でタイヤ交換をしていた父に、
「コンビニには入るなよ、通報されるぞ」
と心配されるほどの怪しさです。
ベトナムにはバイクに乗るときこんな出で立ちの人が多いのですがここは日本。かなり勇気がいります。
ちなみに、見た目は息苦しそうですが、息は普通に吸ったり吐いたりできます。
鼻には金具が入っています。この金具のおかげで「メガネが曇りにくい」とのことでしたが、私の鼻が低いせいかメガネは曇りました。
メガネ少し下にずらして、メガネと肌の間に隙間を開ければメガネは曇りませんが、それすなわち花粉が目に触れるということでもあります。うーん。
花粉遮断効果は??? さらに暑い!
通行人の少ない道を選び、さっそく走ってみました。
すれ違うご老人に凝視された以外は、気持ちよく走り出しました。
しかし…5分くらい経過したところで、水のような鼻水がつ-と下がりました。作戦失敗です!
ただ、つけているからこの程度ですんでとも考えられます。外すともっとひどいことになるかもしれないと、そのままつけて走ることにしました。
マスクをしていて鼻水を拭けないため、タレっばなしです。気持ち悪い…。
走ること、もう数分。次の試練がやってきました。
暑い!!
呼気が暑いのではなくて、ニットのようなマスク素材と触れている頬が暑いのです。付け続けることができず、ギブアップ! あとはマスクは外して、鼻水を拭きつつ走りました。
バイク時の虫食い防止用に
結論としては、見た目の怪しさとは裏腹に、走るときの花粉防止には至りませんでした。きっと、今年の花粉かそれだけ大量だということなのでしょう。
ただ、このマスク、バイクに乗るとき、口に虫が入ってくるのを防ぐには役立ちそうです。その使いみちで活用したいと思います。
さて、ランニング時はどうしましょう。模索が続きます。
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