遺伝子検査で低糖質ダイエットが合わないことが証明。今後は低脂肪ダイエットに切り替えます

以前から私にはずっと不思議に思っていたことがあります それは ダイエットを始めるとたいてい却ってちょっと太る ということです。遺伝子の検査で、その理由がわかりました。

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目次

最近のダイエットは低糖質ばやり

私達の子供の頃のダイエットといえば油の人ダイエットが主流でした。「天ぷらの衣は剥がして食べましょう」という、今からして思えば 作り手に失礼な食事方が紹介されていたことを思い出します。

しかし、ここ数年のダイエットの流行は「低糖質ダイエット」が主流です。

低糖質ダイエットは、炭水化物や砂糖など、糖質をカットすることによって、体脂肪を燃焼しやすい体にしようというものです。

糖質をとらない代わりに、油や肉の脂身を含めた脂質の制限は緩やかです。

何度やっても挫折する低糖質ダイエット

私もダイエットを指導するようなことをしているような人から、低糖質ダイエットを勧められたことがあります。

しかし、何回か試してみて、毎回挫折しています。

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のパターンはこう。ダイエットするとと一念発起し、糖質をカットした食事に切り替えた途端に、体重が1、2キロ、ポンと上がります。

そのうち風邪を引くなど体調を崩し、私の体調不良時の定番色であるかきたまうどんを食べてダイエット挫折終了。というパターンです。

低糖質ダイエットと正反対の食の嗜好

また嗜好の面からも、低糖質ダイエットはどうも苦手でした。

というのも、私の食の好みと正反対だったからです。私の好物と言えば、白米・うどん・ パスタ・芋・かぼちゃ…… お菓子は洋菓子よりも和菓子が好きです。 焼酎よりもビールが好きです。

肉はなくてもそんなに困りません。鶏皮や脂身が苦手。バターもどちらかと言うと苦手です。コーヒーにバターを落とす「完全無欠コーヒー」は吐くかと思いました。

低糖質ダイエットをすると、好きなものがちっとも食べられません。

遺伝子検査で体質を知ろう

そんな時に知ったのが、遺伝子検査です。

エネルギー代謝に関わる遺伝子の情報を知ることで、自分がどう太りやすいのか、体質にあった食事や運動の仕方が分かるといいます。

具体的には、「β3AR遺伝子」「UCP1遺伝子」「β2AR遺伝子」を調べ、体質を以下4タイプに分類します。

  • りんご型…糖質の代謝が苦手。糖分を筋肉に取り込むインスリンの働きが弱く、余った糖は内臓脂肪として蓄積されやすく、ウエスト周りから太る。

  • 洋なし型…脂質の代謝が苦手。皮下脂肪を燃焼させる効率が悪く、 油脂を摂り過ぎると太りやすいタイプ。女性の場合は、特に下半身に皮下脂肪として蓄積されやすくヒップや太ももから太りる。

  • バナナ型 …筋肉がつきにくい。たんぱく質をエネルギーとして早く消費してしまう 傾向があるため、血や筋肉などの材料であるたんぱく質が不足しがち。

  • アダム・イヴ型…上記3つの特徴なし。

ダイエットに絞った「GeneLife DIET」

遺伝子調査のサービスを提供している会社はいくつかあります。

いろんな病気のなりやすさなども調べる3万円程度のものもありますが、今回はシンプルにダイエットについてのみ調べたかったので、目的を絞ったものを選びました。

私が今回つかったのは、ジェネシスヘルスケア株式会社の提供する「GeneLife DIET」(Web版¥3,980<税抜>です。

検査方法は口の中をこするだけ

インターネットで申し込むと、数日後に検査キットが届きました。

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使い方は、説明書がついていて簡単に理解できます。

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こういう綿棒みたいなものが入っています。

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口の内側をぐりぐりと触るだけです。

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いくつかの質問に答えるアンケートもありました。統計調査をしているとのこと。

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検査キットは同封の封筒で返送します。

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送り返してからから2週間ほどで、判定結果が知らされました。私は紙のレポートがないWEB版にしたので、インターネットから確認します。

糖質を減らしても効果が出にくい体質と判明

検査結果を見てみましょう。

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なんと脂肪の燃焼が苦手な「洋なし型」ということでした!

このタイプは、 糖質をカットしたダイエットの効果はあまり出ない体質だということです。反対に、脂質の代謝が悪く脂質をカットした方がダイエットには効果的ということです。

無理して、ご飯を食べずに油を飲んだりしていた努力って……涙。

これまで感じていた「ダイエットを始めると太る」の理由が、すごく腑に落ちました。

低脂質ダイエットがいいらしい

この洋ナシ型のタイプは、日本人の6割近くだそうです。つまり、日本人の過半数は低糖質ダイエットが合わないということなのですね!

また男女でいうと、女性には「洋なし」男性には「りんご」が多いそうです。

以前、管理栄養士の先生と話していたときに「女性はご飯とか芋やかぼちゃがないとダメだと思う」という感覚をふたりとも持っていました。これは、正しい感覚だったということですね。

低糖質ダイエットは私との食の好みの違いから苦痛が伴いましたが、低脂質の食事というのは私にとってけっこう簡単です。

この検査の食のアドバイスには以下のようにありました。

  • 脂質の摂取量を減らすため、おかずよりご飯! 主食は減らさず、おかずを減らしましょう→望むところ♡
  • 体を温める食材を摂る→低糖質ダイエットではNG食材で大好物の根菜推奨♡
  • デザートはクリーム系より和菓子→和菓子が好きなのに、これも逆張りしていました。

つまり、揚げ物のない和食で OK ということですよね。私も天ぷらや串揚げは大好きですが、毎日食べるわけじゃありませんから、どうってことありません。

ああ、もっと早く調べればよかった……今後は低脂肪を心がけて、ダイエットに励んで行きます!

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