富山では珍しいネパール料理を、射水市の小松菜農家「葉っぴーFarm」さんが営むカフェ「葉っぴ~カフェtutti(トゥッティ)」さんでいただきました!
ネパールの代表的な家庭料理
ダルバートは、ネパールの家庭料理です。「ダル」は豆のス「ダルバート」ープ、「バート」はご飯のこと。そこにスパイスたっぷりの野菜中心のおかずや漬物が並びます。
ネパール人の小松菜農家・ダルマさんの手料理
料理を作るのは、ネパール人のダルマさん。「葉っぴーFarm」を先代から引き続いだ後継者です。
「葉っぴ~カフェtutti(トゥッティ)」も引き継ぎ、自分が育てた小松菜をその場で食べられる場として活用しています。
ここで、不定期でいただけるのが、ダルマさんのふるさとの味、「ダルバート」です。
ダルマさんは、日本の「ネパール料理店」で、ネパール料理が正しく紹介されないことがおおいことに不満を抱いてきたそう。私たちが外国の日本料理店やラーメン屋でがっかりするようなものでょうか。
そこで、カフェでみずから腕をふるってネパール料理を食べてもらうようになったとか。ダルバートを楽しむイベントは、21回を数える人気です。
私も念願のイベント「ネパール料理ダルバートを食べよう」にお招きいただきました!
野菜たっぷりの「ダルバート」と新鮮な小松菜料理
お料理はまず、ダルマさんが生産する小松菜のサラダからスタート。
ダルマさんの小松菜は、アクが少ないため、生食も可能。免疫力を上げるのに効果的といわれる小松菜の栄養を余すことなくいただくことができます。
お待ちかねのダルバート。お料理を紹介します。
- 黄色のご飯…バターライス。キャラウェイシードやシナモン、かぼちゃの種などが入っています。普段は食べず、お客さまがきたときのごちそうだとか。
- 切り干し大根…ネパールにもあるそう。カルダモンが粒ごと入っています。
- じゃがいもとパプリカの炒めもの…じゃがいもは火を通しすぎず、しゃっきりと。
- ダル…レンズ豆のスープ
- 骨付き鶏肉のカレー…骨から出汁がでて美味しい。さらっとした、とろみのないカレー。肉を食べるのは週1回程度だとか
- 煎った大豆…大豆は白/黒2種類
- 白いご飯…ご飯はしっかりと食べるそう
- 小松菜の炒めもの…スパイスのきいたお味
- 大根とニンジンの漬物…すりごまたっぷり
油はネパールでは、菜種油を使いますが、よいものが手に入りにくいため、香りが少ないタイプのオリーブオイルを使っています。
全体に「〇〇味」とはっきり言いづらい複雑な風味が魅力。くせになる味で、ひとくち、またひとくちと進んでしまいます。
食べていると体がポカポカ。鼻の頭に汗がにじみんできました。
食べても食べても減りません!
ダルバートの不思議な習慣があります。
それは、
「料理が減ったら継ぎ足す」
こと。
それがネパールの「おもてなし」スタイルなんですね。
減ったそばから継ぎたされ、エンドレス。
でも、「もういいです」と皿の上を手で遮れば、むりに盛ることはないそう。少食なかたもご安心ください。
デザートはヨーグルトとフルーツとチャイ
エンドレスかと思われたダルバートも、ヨーグルトが出てくると終了。
今回はザクロ入り。
なお、ネパールでは食事中は基本的におしゃべりはせず、ヨーグルトがでてきたら会話を楽しみ始めるそうです。
ネパールは高低差の大きい国のため、フルーツは多種取れ、よくいただくとか。
そして甘くてスパイスのきいた紅茶・チャイでおしまいです。辛かった口の中がすっきりします。
ダルマさんの仏画を見学
実はダルマさんはもともと仏画師です。
カフェの2階にはライブもできるギャラリーがあり、ダルマさんとお兄さんの絵が展示されています。
ダルマさんの解説で、鑑賞させていただきました。
ここには、「農業」「カフェ」「ギャラリー」と、ダルマさんがほしかったものがすべてそろっている、とダルマさんから以前伺ったことがあります。
私のふるさとである射水市をこう言ってくださり、移住してくださったこと。ここからご自分のふるさと・ネパールの文化を発信してくださっていることをとても嬉しく感じています。
初めてのダルバート感想
継ぎ足しもあったことで量が多く、食べた直後はお腹がいっぱい。
ですが、全体的に野菜が多くあっさりしたお料理のためか、胃もたれがないことに驚きました。
食べたあと、すごく体の中がキレイになったように感じる不思議な料理でした。ダルマさん、ごちそうさまでした!
葉っぴ~カフェtutti お店情報
富山県射水市円池23
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