2018年3月に、高1長女、中2次女、小5三女(いずれも当時)と、イタリアを1週間ほど旅したことをご紹介しています。今回は3月6日の夕方から夜にかけて、ボローニャで1泊したときのお話です。
ボローニャ駅から歩いてアパートへ
フィレンツェからボローニャへは、特急列車で30分程度です。夕方の17時ごろ、ボローニャ中央駅に到着しました。
ローマからフィレンツェへと北上し、ボローニャへはさらに北に位置します。夕方の空気はひんやりとしていて、地面には雪がまだ残っていました。
インターネットでアパートを予約
利用したサイトはBooking.com
駅から今夜の宿までは徒歩10分程度です。日本にいるうちに、インターネットで予約しておきました。
利用したサイトは、Booking.comです。(よかったら、こちらのリンクからご予約を。私とあなたに特典2,000円が返金されるそうです)
今回は、自炊して食費を節約すべくMini Loft Decorialabというアパートを押さえておきました。
人数が多いとアパートはホテルより割安で、みんなでゆったりとした空間でくつろげます。
また、お宿で美味しく、くつろいで飲めるのはありがたいことです。娘たちと一緒だと外でだらたら飲むと退屈させますし、帰り道も遅くなると心配ですしね。
お宿選びのポイント
私は海外旅行のとき、自分で宿を手配することがほとんど。娘たちと泊まる宿を選ぶときは、以下のような事柄をチェックしています。
子供と一緒のときは、ラグジュアリーな空間とか行き届いたサービスとかよりも、こちら重視です。
立地
- 人の賑わいのある。夜に買い物などに出かけたくなったとき、あまりに暗いと物騒です。
- 近くにスーパーなど、食料品とお酒、日用品の買える店がある。なにかと安心です。
- 病院や警察がある。万一病気になったときのため。警察があれば、治安がよいかと。
そんなわけで、騒がしすぎないある程度の街なかがオススメです。
設備
- キッチンが使える。自炊はもちろん、離乳食をつくるにも便利です。
- ひとりにベッド1台が基本ですが、セミダブル以上なら子供と添い寝も○。
- 清潔であること。
- 国外ではお風呂が狭いことが多いのでバスタブの有無にはこだわりません。子供が小さいうちは、部屋にシャワーはほしいですね。
オーナーさん
- メールの感じがいいこと。なんどかやり取りしてしっくりこないときは、たいてい宿もしっくりきません。
予約
- キャンセルがなるべく遅くまでOKの宿。子供の体調や現地で得た情報によって、スケジュールの変更があるかもしれないので。
価格
- ひとり3,000円程度にはおさめたいところです。子供たちが小さいうちは、旅費をなるべく押さえて、なんども海外に連れて行きたい。
思った以上にかわいいアパート!
アパートの前では、オーナーのClaudiaさんが待っていてくれました。
部屋に入ったところで、周辺のスーパーなどを教えてくれました。近くにCoopがあるそうです。
娘たちも、英語を聞き取ろうと真剣です。
さて、お部屋です。入るとすぐにキッチン。
ダイニングの横には、イーンベッドがひとつ。ここは私と小5三女のベッドになりました。
このほかシングルベッド1台 とソファベッドが1台あります。こちらは、中2次女と高1長女が。
夕飯の買い出し
のんびりした量り売りの店
一休みしたところで、夕飯の買い出しです。次女と三女はすでにヘトヘト。長女がつきあってくれました。
宿の周りはほどよく静かですが、通りを1本出ると、繁華街の賑わいがありました。といっても、イタリアのネオンは日本よりもおとなしくシックです。
そんな通りのショーウィンドウに、美味しそうなお店を発見しました。
パンや惣菜、クッキーなどが並びます。
ただ、この店では、商品に値札がついていません。トレイやトングもありません。
注文するときは、「これはいくら?」「ひとつとって」のように、スタッフさんにお願いしないといけないそう。おまけに店員は年配女性ひとりです。
いつ順番が回ってくるかはわかりませんが、あまりに美味しそうなので、のんびり待つことにしました。
私たちの番は、言葉の壁がある分、ますます時間がかかります。でも、後ろの方々は黙って待っています。舌打ちするようなひともなし。
時間の流れ方が違うことを実感しました。
品揃え抜群で簡単支払いのCoop
次はCoopスーパーに向かいました。
こちらは、日本のスーパーと同じように、棚に並べられた商品をかごに入れてレジにいくタイプ。一角には、総菜よチーズの量り売りコーナーがありました。
どれもこれもおいしそうです。
商品を選んだら、レジに向かいます。
日本と同じで、無人レジもありました。
使い方もほぼ一緒。ただし、セルフレジコーナーの出口に、ごついガードマンが見張っているところが違いました。
関門突破を狙う人がいるんでしょうね。
おまけ 大麻の店?!
帰り道、変わったお店を見つけました。
看板の葉っぱの形、「WEED(雑草)」の文字…大麻屋さんですか!?
イタリアは大麻非合法だけど、かといって厳しい取り締まりがあるわけでもないらしい。国が変われば常識も変わりますね。
夕飯は自炊でのんびりと
さあ、家に帰ってきました。ご飯づくりスタートです。
野菜を洗い、買ってきたものを温めて……
できました~!
ビールとワイン、オレンジジュースでゆっくりおしゃべりを楽しみました。
洗濯機には要注意!!!
食事のあと、シャワーを浴びるときに、せっかく備え付けの洗濯機があるので使ってみることにしました。空調の効いた宿は空気がとても乾燥しているので、夜の間に乾くでしょう。
見た目は日本の洗濯機とほぼ同じ。
洗濯物を入れて、スイッチオン!
ふと見ると、小5三女はもう夢の中。気持ちよさそうです。
私も眠くなってきましたが、気づきました! 洗濯の終わる気配がいっこうに感じられません。
のぞくと、ぐるぐるぐるぐる回るばかり。それも、ものすごくうるさくて、眠れそうにありません。困ったなあと思いつつ、電源を切ってみることにしました。絞って干せばいいでしょう。
と、スイッチを切りましたが、今度はなんと、扉が開かない!!! どういう仕組みなんでしょう。
ネットで調べて分かったのは、イタリアの洗濯は3時間くらいかかるということ。マジ?! 洗濯途中に開けたくても扉は開かないこと、電源を切っても扉は開かないこと、電源を一度切ったら最初から再スタートだということ。
ここまで分かったこの時点ですでに2時過ぎ。このまま、超うるさい洗濯機の横で、いつ終わるともしれない洗濯を待つしかないようです。眠い、泣きたい…。
ちなみに、スマホで「洗濯機 イタリア」と検索窓に打ち込むと、当然のように「開かない」と予測ワードが表示されました。多くの日本人がイタリアで洗濯機の前で途方にくれているのでしょう。
翌朝、洗濯機を開けることができましたが、3時間以上ぐるぐるぐるぐる回った白いトレーナーは、表面が毛羽立ち、ほとんど灰色になってしまいましたとさ。
どうして、あの洗濯機でイタリアの方は平気なのでしょう。どなたか、使いこなし方を教えてください!
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