先日、学生時代の後輩と2泊3日のドライブ旅行に出かけました。「なんにもしない自由」と「地元グルメ」を楽しむのがテーマです。2日目は厳島神社のあと、広島市へと向かいました。
【中学の修学旅行以来、30年ぶりに訪れた原爆ドーム】
なんにもしない自由と地元グルメを味わいに「大人の修学旅行」へ。広島、愛媛、香川の旅はヨーロッパ軒のカツ丼からスタート!【大人の修学旅行その1】【福井グルメ】
原爆資料館にあの人形がない!
以前、私が原爆資料館を訪れたのは、中学3年生の修学旅行以来。現在、資料館はリニューアル中で、一部開館となっています。
かすかな記憶のなかの資料館に比べると、ずいぶん洗練されておしゃれな空間になっている印象です。
開館まもない10時30分ごろに入りましたが、館内は人でいっぱい。海外、特に欧米の方と思しき、白人の方が目立ちます。
これは、原爆が投下された8時15分で止まった時計。
多くの人の命が一瞬で吹き飛んだことを実感します。
館内の展示は、すごくスタイリッシュにはなっていましたが、とにかく「文字が多い」という印象。長女の次女も修学旅行で訪れていますが、修学旅行の中学生にはきっと読みきれないだろうと想像します。
実は、今回、原爆資料館に立ち寄ろうとなったのは、資料館未経験だった後輩2に見せたいという後輩1と私の希望からでした。
後輩1と私には、同じものを見せたいという気持ちがありました。それは、原爆の様子を再現した人形です。
私が見たのはおそらく、1973年に設置されたという初代の人形です。
画像引用元 http://imakorewadai.seesaa.net/article/449202886.html
後輩1が見たのは、2代目です。
画像引用元:リニューアルで撤去される平和記念資料館「原爆再現人形」の賛否 被爆者たちの揺れる思いとは?
修学旅行で原爆資料館に訪れ、正直、この人形のことしか覚えていません。時間がなくて走るように回ったなか、この人形の前では足を止めずにはいられなかった。このインパクト。
とにかく、戦争とは恐ろしいものだと分かりました。
でも、スタイリッシュにリニューアルした館内を回っても、この昭和感溢れる人形は見当たりません。
こういう展示。これはこれで胸に迫るものがありますが、なにせ文字が多い。
パッと見て、文字が読めなくても伝わるインパクトは及びません。
広島をたった車中でなぜ、あの人形がないかと検索して調べました。すると、あの人形は今回のリニューアルで撤去されたそうです。
その撤去には賛否両論ありましたが、撤去の理由は「作り物は真実の悲惨さを伝えきれないから」だとか。
それなら、入館してすぐのCGを使った原爆再現映像は作り物ではないのかとツッコミを入れたい。
特に初代の人形は、被爆者の声を取材し、医師の協力をもって、当時の様子の再現を試み作成したとのことです。作り物というなら、その背景も含めて紹介すれば、よかったのではないではないでしょうか。
なんとなく釈然としない思いを胸に、原爆ドームへと歩きました。
途中、元安川にかかる橋を渡ると、そこには反戦や核兵器を反対する演説や署名集めをする人多数。ここは戦争と核に反対する人にとって聖地のような場所なのですね。
ドームの中の瓦礫も当時のままなのでしょうか。
広島で1番あっさりしたお好み焼きでプレミアムモルツ
広島市で食べる昼食を何にするか。
この問題の回答は、全員一致でした。
それは
「広島風(と広島では言わないそうですね)お好み焼き」
です!
どこで食べるかは、後輩2が下調べしてくれて、お好み焼き屋さんがたくさん集まったおこのみ村 に行くことにしました。
お店は後輩2から候補を2つ出し、「林原さんどちらがいいですか」とお伺い。その2店から私が決定しました(先輩風をふかすワタクシ)。
選んだのは、創業60年以上という「さらしな」さん。お好み焼き激戦地区で、60年も続いているなら、きっと美味しいに違いないという判断です。
お好み村のお店はだいたいどこも同じような店構えです。こじんまりしたお店はドアがないオープンスペースで、大きな鉄板の内側にお店の方、外側には背もたれがない椅子で客が座ります。
ちょっと回ってみたところ、料理の価格にもほとんど差がありません。それでも、混んでいるお店もあれば、席にゆとりがある店もあります。この違い、とても気になりました。
こちらでは、眼の前でお好み焼きを焼いてくださいます。広島のお好み焼きが初めての私は、材料や作り方に興味津々。家で再現すべく、チェックさせていただきました。
ミルフィーユのように、素材を重ねながら火を通します。
こちらのお好み焼きは、他では一般的なラードを使っていないとか。また、化学調味料は使わず、昆布などの素材でうまみをプラスしているそう。
「1番うまいかはわからないけど、1番あっさりしている」
と胸を張るご主人。
ラーメンなどもそうですが、かつてはあっさりした鶏ガラとカツオの出汁が主流だったものが、「もっとコクを」「もっと旨味の強い味を」といった理由で、いつのまにかこってりしていくものです。これは期待できます。
そんなうんちくを伺っている間に、鉄板焼き牡蠣が出てきました! 後輩1念願の牡蠣ですよ~!
牡蠣の下にはしんなりキャベツ。レモンはすでに絞られています。タルタルソースでいただきます。お皿ではなくアルミホイルで出すのは、洗い物が少なくなっていいアイディアですね。
そんなことをしている間に、お好み焼きができ上がりました!
で、ご主人、お客に食べ方をレクチャー。
広島ではお好み焼きはヘラでいただくものだそう。力がはいるよう、この持ち方が正しいそうです。
で、端から一口分ずつ切って口に運びます。最後の一口分は、さっと指を添えてヘラに乗せるといいそうですよ。
初めての広島風お好み焼きは、記事こそクレープのように薄いのですが、焼きそばやうどんも入るため、なかなかのボリュームです。私には少し多くて、後輩に譲りました。
なお、麺半分という指定ができたそうです。次回はソレで!
あと、生ビールはプレミアム・モルツでした(飲んどるんかw)。美味しいビールでお好み焼きを食べたい方にもオススメです。
スポット・お店情報
※詳しくはホームページなどでご確認のうえおでかけください
広島平和記念資料館
住所:広島県広島市中区中島町1-2
電話:082-241-4004(総合案内)
開館時間:8:30~19:00(季節によって異なる)
休館日:12月30日・12月31日
観覧料:大人(大学生以上)200円(30人以上の場合、1人当たり160円)、高校生100円、(20人以上の場合、無料)、中学生以下無料
おこのみ村
住所:広島県広島市中区新天地5-13
営業時間、定休日などはネットで検索してもよくわかりません。店舗によってことなるのかも。
さらしな
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