「自分史を書く」というと、「難しそう」「大変そう」「書くことがない」というイメージがあるかもしれません。しかし、書く要素を「質問」で受け止めてみると、案外答えられますよ。
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目次
自分史づくりの質問リスト
「自分史」に書くようなことには、以下のようなことがあります。まずは、分かる範囲で思い出してみましょう。
生まれたときのこと
- 生年月日
- 名前の由来
- 乳児期の健康状態
- 病気などの有無
- どんな赤ん坊だったと聞いているか
家族について
- 祖父母の名前、出身地、仕事、性格
- 祖父母はどう暮らしているか(暮らしたか)
- 両親の名前、出身地、仕事、性格
- 父母はどう暮らしているか(暮らしたか)
- 兄弟、姉妹の名前、仕事、性格
- どんな風に育てられたか
- どんな子どもだったと聞いているか
- 出身地について
- 近所の風景や地域の風習
- 仲の良かった近所の友達
就学前について
- 保育所または幼稚園の名称
- どんな雰囲気の保育所または幼稚園だったか
- 初めての友達は誰か、どんな遊びをしたか
小学生時代について
- 小学校の名称
- 得意な教科、苦手な教科は何だったか
- どんな先生がいたか
- 将来の夢
- どんな友達ができたか
- どのように過ごしたか
- 心に残っている出来事
中学生時代について
- 中学校の名称
- どんな校風だったか
- 得意な教科、苦手な教科は何だったか
- 尊敬した先生、影響を受けた人はいたか
- 反抗期はあったか
- 将来の夢
- どんな友達ができたか
- 部活動は何をしていたか
- どのように過ごしたか
- 心に残っている出来事
高校生時代について
- 進路はどうやって決めたか
- 高校の名称と専攻した科
- どんな校風だったか
- 得意な教科、苦手な教科は何だったか
- 尊敬した先生、影響を受けた人はいたか
- 将来の夢
- どんな友達がいたか
- 部活動は何をしていたか
- どのように過ごしたか
- 心に残っている出来事
専門学校、大学などについて
- 進路はどうやって決めたか
- 学校名
- 何を専攻したか
- 何を学んだか
- 自宅からの通学か下宿からの通学か
- 尊敬した先生、影響を受けた人はいたか
- 将来の夢
- どんな友達ができたか
- 部活動は何をしていたか
- どのように過ごしたか
- 心に残っている出来事は何だったか
仕事について
- 勤めた(始めた)会社名
- どうやって職を選んだか
- どんな仕事内容だったか
- どんな職場だったか
- どんな同僚がいたか
- 何にやり甲斐を感じたか
- 仕事内容がどのように変わったか
- 地位はどのように変わったか
結婚・パートナーについて
- いつ結婚したか
- どうやって相手と知り合ったか
- どんな相手だったか
- プロポーズの言葉は何だったか
- どんな結婚式をしたか
- 新婚旅行はどこに行ったか
- どのような結婚生活を送ったか
子どもについて
- 子どもの名前と誕生日
- 子どもを得て変わったこと
- どのように育ち、育てたか
- 現在、どのような暮らしをしているか
- 子どもに今、言いたいこと
現在の状況
- どこに住んでいるか
- 趣味
- 健康状態
- 生きがい
- どのように過ごしているか
これからについて
- 今後の夢
- 何をしておきたいか
- お礼を言いたい人は誰か
- どのように一生を終えたいか
- どのように送られたいか
答えをつなげれば「自分史」の完成
質問の答えを考えてみて、いかがでしたか?
自分の人生を振り返り、自分のやってきたことや感じてきたことを改めて認識することができたのではないでしょうか。
また、こんなふうに自分を「知る」ことは、自分を認めることや自信につながるなどのメリットがあります。
また、他のひとと一緒に考えたり、まとめた文章を読んでもらったりすれば、その相手と「知り合う」ことになり、信頼感を醸成したり、コミュニケーションを深めたりする効果もあります。
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