「自分ならでは」が役に立つ! 得意なことや経験を活かしたボランティアや地域貢献が面白い

先日、私の地元・射水市の中小企業振興計画策定に関するワークショップに参加しました。 市内の事業者が、ボランティアで市の計画策定に意見出しなどの協力をするワークショップです。

目次

射水市中小企業振興計画とは

射水市中小企業振興計画とは、中小企業を

・地域経済の発展と雇用機会の創出に大きな役割を果たす

・経済活動を通じて豊かな地域づくりに貢献

する存在と位置づけ、その振興を図る策の計画です。

中小企業振興計画のワークショップに参加

実際につくるのは、市や委員会の皆さんですが、市民や当の中小企業の声を汲み取る場として、今回のワークショップが2回にわたって開催されました。

ここには、食品メーカーや住宅会社、中小企業診断士や行政書士、私のような編集者など、様々な業種の経営者約20人がご依頼により集まり、意見を交わしました。

皆さん、お忙しくご活躍のかたがたばかりでしたが「市が、地域のためになれば」と、貴重な時間と、知見を提供なさっていることに、感銘を受けました。

私自身、知らなかった市の取り組みや地域の事業者の皆さまの活動を知ったり、新しいご縁をいただいたりと、意義のある時間となりました。ご協力してよかったと感じております。

ボランティアしたほうがいいですか?

以前、

「災害などがあっても、PTA活動などでも、ボランティアをぜんぜんしていなくて。したほうがいいですよね」

と、自分を恥じるような表情で、とある自営業者さまから質問されたことがあります。

この質問には、ボランティアでもなんでも、無理になさることはないとお答えしました。

私も、子供が小さいとき、仕事だけで精一杯のとき、なかなか地域活動やボランティアに時間を咲くことができませんでした。

周囲のひとたちや地域や次世代の役にたつことは、ひとつの方法にこだわらず、自分のできる範囲でやればいいと考えています。

地域貢献にも「自分ならでは」を活かしてみては?

もしかすると、どこかのボランティア活動に参加するよりも、自分ならではの特性や特技を活かしたやり方のほうが、かえって実行しやすいかもしれません。

例えば私の場合。高校生のころハードル選手だった経験を知った小学校からのご依頼で、小学生にハードル走るをご指導したことがあります。

ほかにも、自分が政治に関心をもったときには、小学校では先生と一緒に高学年を対象に「政治を知る」をテーマにした授業を企画したこともあります。

私の知人では、小学校の農園を20年くらいサポートされているかた、ものづくりや食、経営やパソコンなど、特技や仕事に関する授業をされているかたなど、いろんな方法で、自分の経験や知識を活かして地域のための活動をなさっている方々がいます。

私は、普段あまりできていないボランティアや地域貢献の一貫と考え、県や市町村、それに準ずる団体からのセミナーや講演、対談などのご依頼は言い値でお引き受けするよう心がけております。

こうした方法なら、みんなで時間や場所を合わせなくても、それぞれのスケジュールで実行できるのも、やりやすい理由かもしれません。

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地域や学校などには、仕事を通じて培った知識や技術、特技を提供すると喜ばれることが、案外多いと感じます。

自分自身の勉強になったり、自分ならではならやりがいも感じやすく、そこから広がるご縁やお仕事もあることでしょう。

……ボランティアやら地域貢献といいながら、結局は自分が楽しいからだという話になってしましました。ただ、不純なようかもしれませんが、そういう気持ちがあってこそ、何事も続けられるというものでしょう。

もしも、あなたもそうした特技をお持ちなら(きっとお持ちです!)、地域貢献やボランティアに役立ててみてはいかがでしょうか。

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