我が家の人気メニューのひとつが春巻きです。子供たちも一緒に包めるところも、お味も、人気の理由。作るのはちょっと手間がかかりますが、手間の甲斐はある一品です。
【我が家の春巻き。みんなで包むので、大きさはバラバラ】
我が家の春巻きの中身
春巻きの中身というのは、謎に満ちています。家庭の数、料理人の数の正解があり、ドロドロとしたカタクリでとじたスープの中に、たけのこやら豚肉やら思い思いの具が混ざり合っています。
この混沌とした具も、自宅で作れば、材料は一目瞭然です。
私が作る春巻きは以下のとおり。
- 豚肉
- たけのこ
- 人参
- もやし
味付けに、
- 中華スープのもと
- オイスターソース
- 醤油
- 砂糖
を加えます。
手間がかかる春巻き
食べるときは一瞬でなくなる春巻きも、つくればけっこう手間のかかる代物です。
私がつくるときは、終日打合せなどがない内勤の日にしています。
まずは、午前中のうちに、なかの具をつくります。
- 豚を炒める
- 野菜を混ぜて炒める
- 調味する
- とろみをつける
- バットにあけて完全に冷ます
さらには、
- 皮で包む。形良く
- 挙げる
- 油を切って盛り付ける
具は午前中に作り、夕方に皮で巻き、夜に揚げていただきます。遅れて帰る人がいれば、顔を見てからその分を揚げます。
ほんとに手間がかかります。
それでもなぜ春巻きを揚げるのか
春巻きはつくるのに手間がかかるだけではありません。
春巻きをはじめとする揚げ物は、さらに、台所と料理人を油まみれにします。揚げ油が、壁や床、揚げている本人にも飛ぶからです。時々アチっとなります。
ですから、揚げ物をつくった後は、必ず壁やガス台、台所の床を洗剤を含ませた雑巾などで、きっちり拭き上げなくてはなりません。
つくった自分も揚げ物の後は、着ていた服やエプロンにも油が飛び散っているので全部洗濯、顔や頭も油でヌルヌルするので、風呂に入って落とします。
そりゃあ、揚げ物は家ではつくらない、という方がいらっしゃるのも当然です。
そんなに手間のかかる春巻きをなぜ作るかというと……月なみですが、料理が一日の活力や日中の元気の源になり、一日の疲れを癒やすこともあると信じるからです。
悪夢を見た朝も、テストの点が期待よりも低かった日もあることでしょう。そんなときに、私の料理が少しでも、子供たちの力になれますようにと祈るのばかりです。
ちなみに、子供たちは、春巻きがこんなに手間のかかる料理で、こんなに台所を汚すと意識していません。
大人になって家族ができ、自分が家族のご飯を作るようになったら、母の手間にも気づいてくれるかしら、とひそかにほくそ笑んでいます。
商店日報
昨日はプロデュースしたホームページのチェックや県外で行われる取材についてやりとり。
ほとんど1日家にいて、台所の断捨離も少し進めました。
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