Hey!Say!JUMPのコンサート「SENSE or LOVE」(2018年9月22日・北海道札幌市・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)参戦レポート。娘の誕生日に初めてのファンサービス!

9月22日が誕生日の高1長女と一緒に、北海道札幌市で開催されたHey!Say!JUMPのコンサートを観覧しました。この日は長女の誕生日で、私がワーキングマザーになって17年。行ってよかったと心から感じた1日でした。

【会場入り前に高2長女と】

目次

長女待望の誕生日開催コンサート

我が家の高2長女は、5年ほど前からのHey!Say!JUMPのファンです。1番好きなメンバーは伊野尾慧さん。いわゆる「伊野尾担」でございます。

コンサートにもたびたび足を運んでおり、以前から、クリスマスや大晦日、新年など特別な日をHey!Say!JUMPと一緒に過ごすことを楽しみにしています。

なかでも「いつか行きたい」と切望していたのが、「誕生日のコンサート」でした。

ただ、コンサートはもちろん、毎日開催されているわけではありません。娘の誕生日に都合よくライブが開催されることはなく、「いつか実現したらいいなあ」という淡い「夢」となっておりました。

その「夢」がにわかに現実味をもったのが、現在行われているアリーナツアー「SENSE or LOVE」の日程が発表されたときです。

長女の誕生日である9月22日、札幌という遠方ではありましたが、コンサートが開催されるというのです。

日程と会場

私たちが出かけたコンサートの概要は以下の通りです。

名称:「Hey! Say! JUMP LIVE TOUR 2018 SENSE or LOVE」

会場:真駒内セキスイハイムアイスアリーナ

日時:9月22日(土) 17:00開演

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【長女のうちわ(左)と私のうちわ】

座席の場所がわかるのは入場時です。入り口でデジタルチケットを読み込んでもらうと、座席を書いた用紙がでてくる仕組みです。

収容人数10,770人という会場は、入場してみると予想以上にこじんまり。東京ドームの収容人数55,000人と比べると、その規模が想像いただけるかと思います。

ステージの配置は、会場正面のメインステージと会場のまんなかにあるセンターステージのみでした。

ドームの広いコンサート会場を思い出すと、メインステージとセンターステージのほか、会場後ろ側のバックステージ、外側の通路や1階2階にトロッコの通り道があったりします。

が、今回はバックステージもなければ、2階席の前の通路も狭くてトロッコはとても通れなさそうです。

会場に入った長女は落胆。なぜなら、私たちの席は2階の後ろ側のはじっこだったからです。

長女は「今日誕生日 プレゼントちょうだい」、私は「17年前の今日出産 娘にファンサを!」といううちわを手作りしてきましたが、この距離では文字を読んでもらうことは難しそうです。

それでも、メインステージとセンターステージと正面のモニターが見え、ドームで観覧したときに比べても格段にステージは近い。肉眼でもメンバーの表情が捉えられる距離です。この状況を楽しもう!と長女を励まして、コンサートに望みました。

次はコンサートのレポートです。特に印象深かった曲目をご紹介します。(ネタバレを含みます。ご注意ください)

ソロ曲いっぱい大人っぽいステージに大興奮の3時間

オープニングはダンスもかっこいい「BANGER NIGHT」

オープニングは、心臓のドキンドキンする音から。会場の照明が落とされ、メインステージに掲げられたハートのロゴが上がって行きました。娘は隣で「やばい、やばい、やばい、やばい」。期待が高まります。

まずはオープニングのムービーです。今回は、ライターやコップ、バスケットボールなどの楽器でないものを使ったり、身体を叩いたりするパーカッションがモチーフになっていました。

そして、センターステージの迫り上がりからメンバーが登場! コンサートは「BANGER NIGHT」でスタートしました。

「BANGER」とは、「BANG」する人やもの。「BANG」は「ドンドン音を立てて叩く」とか「大きな音を立てる」とか「爆発・発砲する」とか、「性交する」なんて意味もある意味深な単語です。

歌詞の中にも、

正解は自分で決めるから

全部をリセットしよう

迷わず叩き潰すBanger night

とか

限界はただの言葉だろう

リミッターを解除して

全開ぶち抜いてくBanger night

といった一節があり、自分を抑圧するものをぶち壊そう!的なかっこいい歌詞です。歌詞を体現したようなダンスも激しくかっこよく、見ごたえがありました。

降ってくる棒人間にびっくり「Bubble Gum」

こちらは有岡大貴さんのソロ曲です。メロディーがきれいで、長女にアルバムを聴かせてもらったとき、私が1番気に入った曲でした。

有岡さんの普段の少年のような天真爛漫なキャラクターとは異なり、ステージの有岡さんは少年は少年でも、繊細でセンチメンタルな雰囲気です。

しっとり歌い上げるかと思いきや、曲の後半は、背景のスクリーにメンバーの顔がついた棒人間が降ってくる謎演出。

アブノーマルな世界観に衝撃の「条件反射」

伊野尾慧さんのソロ曲「条件反射」は、コーラスの高木雄也さんとの絡みが話題の1曲です。私にとっても、今回のコンサートで1番衝撃的なステージでした。

コンサート前に他の方のレポートを読んだ長女は、「いのちゃんが責めるような歌詞なのに、高木から責められるらしい」と、どんな演出なのだろうかとライブへの期待は高まるばかりです。

歌詞を見ると、確かにずいぶんセクシーかつアブノーマルな雰囲気です。

何食わぬ顔してお好きね

理性を脱がせば結局雄だね

というフレーズに、

「これは女歌では? 女王様としもべの歌では?」

と私。

「じゃあ、いのちゃんが女で高木と……ぎゃー」

と長女の妄想が止まりません。

ライブでは、スタンドマイクをもった白いシャツの伊野尾さんと黒いシャツの高木さんが、鎖でつながっている姿でご登場。この時点でかなりSMチックです。

曲が始まると、高木さんが伊野尾さんをバックハグしたり、伊野尾さんの腰を撫で回したりと、本当にエロティックなダンスに、「女王様としもべ」ではなく、「BL(Boys Love)の曲でしたか!」ともうびっくり。女の子たちは大興奮です!

ラストはキスするように顔を近づけて暗転。正面のスクリーンには、暗闇の中、2人の横顔がアップになっていたのですが、シルエットでも照れ笑いされてるのが分かり、大変に可愛らしい。

ライトがつくと、エロティックな余韻も冷めやらぬところに、藪さんらとのコメディタッチのやりとりが始まり、そのまま伊野尾さんと高木さんの「生着替え」に突入しました。

時折、お二人の裸の上半身が晒され、これまた女の子のキャーキャーが止まりません。鼻血の出すぎによる失血死が案じられます。

情感溢れる歌声に感動「題名のない物語」

高木雄也さんのソロ曲「題名のない物語」では、伊野尾慧さんがピアノ伴奏を担当されました。

高木さんというとセクシーなウィスパー・ヴォイスが魅力ですが、それは伊野尾さんの「条件反射」で存分に発揮ということか、こちらは言葉のひとつひとつを丁寧に歌い上げるようなバラードでした。

歌詞が途切れたところ、音が下がったところもありましたが、それも生歌で聴く醍醐味ですね。会えない愛する人を思う、情感あふれる歌声が素敵でした。

知念さんのダンスに見とれた「流星の詩」

薮宏太さんのソロ曲「流星の詩」では、知念侑李さんのダンスが圧巻でした。

藪さんの伸びやかな歌声に合わせて、白い衣装に身を包んだ知念さん。アクロバティックな動きも交えたダンスに、知念さんの身体能力の高さを改めて感じました。

ダンスのジャンルには詳しくないので間違っているかもしれませんが、「コンテンポラリーダンス」「モダンバレエ」「体操の床演技」を思わせる振り付けです。

なめらかなかつダイナミックな動きと指先まで糸がはりつめたような美しさに、目が話せませんでした。

美しい夢の世界「Do it again」

こちらは山田涼介さんのソロ曲です。

歌詞の内容は「making love」をイメージしたとしか思えない、とても大人っぽい楽曲です。母世代からすると、ドキドキしながら聴いたBARBEE BOYSの「目を閉じておいでよ」を彷彿とします。

ステージも凝っていて、センターステージにはアクセントカラーに赤を用いた白色の寝椅子(カウチソファ)が置かれ、床には絨毯のように白い羽が敷き詰められていました。

白いシャツの山田さんが、ゆったりとした楽曲に合わせて、白い羽の絨毯に寝転がったり、羽を巻き上げたり、カウチソファに身を預けたりしながらダンス。それを上から捉えた映像がモニターに映し出されます。

山田さんご自身が、彫刻のような美しさ。シャツをバッと開いて胸元をあらわにしたり、手にした布を女性に見立てたように腰を振ったりするダンスもセクシー。

でも、キレイすぎて、現実味とか生々しさとかエロさが感じられない……不思議な世界観でした。

「ウィークエンダー」&「真剣(マジ)SUNSHINE」で初の「ファンサ」

コンサートも終盤にさしかかったところで、盛り上がり間違いなしの「ウィークエンダー」がスタート。と、ここで、まさかのトロッコ登場です!

それも、1階のアリーナ席だけではなく、2階のスタンド席メインステージ側からもトロッコが現れました!

そう、私たちが公演前に

「こんなに狭い通路ではトロッコが通れない」

と話していた狭い通路にトロッコがやってきたのです。

さらに喜ばしいことに、私たちの前の通路には高1長女が1番好きな伊野尾慧さんが! その前のトロッコには、長女が2番目に好きな中島裕翔さんがいます。

ありがとう神様!

と天に感謝せずにはいられません。

しかし、トロッコの動きはゆっくりです。私たちの前まで来るのかどうか。長女も「ダメや曲が終わっちゃう」と気が気でありません。案の定、通路の半分くらいで、曲が終わってしまいました。

と思ったら、続いて、これまた盛り上がり曲な「真剣(マジ)SUNSHINE」がスタート。「これは私たちの前まで来る!」2人で大喜びです!

さらにさらに嬉しいことに、「真剣(マジ)SUNSHINE」は、伊野尾さんのソロで始まる楽曲です。そう、私たちのすぐそこで、伊野尾さんが歌い始めましたよ!

そのうち、中島裕翔さんのトロッコが私たちの前にきました。中島さんが3~5メートル程度前、私たちの目の高さにいらっしゃいます。

ここで奇跡がおきました!

娘と私の「今日誕生日」「今日出産」のうちわに、中島さんが気づいたよう。こちらを見て、「え?」と身を乗り出されたのです。

娘によると、さらに「おめでとう」と口が動いたとのこと(ホントにそうおっしゃったかはわかりませんが、そうだと信じます)!

初めての「ファンサービス」ですよ!

ありがとう神様!!

私たちの席は2階の端っこでしたがコレがまた幸いしました。トロッコから降りるため、お二人の滞在時間がちょっと長い。降りながらも手を振り、微笑むお二人は、とにかく美しく、かっこよかった……。

なお、バックステージのないこの会場でしたが、センターステージより後方側にとってあった広めの通路にトロッコを集めて、バックステージのように使用されました。

バックステージ的トロッコは後方のスタンドからとても近く、後方端の私たちからもよく見えました。アリーナ、バンザイ!

アンコール曲で誕生日を祝福

初めてのファンサービスの興奮冷めやらぬまま、ラストはしっとりと「またこの場所で」。全31曲が終了しました。

最後の挨拶では、先日の地震を思いやってか「楽しかった?」「笑顔になれた」と繰り返し質問。「またかならず来ます」と締めくくりました。

そういえば、この公演は、地震後の北海道の方々の迷惑にならないよう、舞台装置に必要な全ての電源を北海道電力管外の電源車で賄ったそうです。

コンサートではアンコールがお約束。一度引っ込んだメンバーは、Tシャツ姿に着替えてアンコールが始まりました。

1曲目は、いろいろな国の言葉で「ありがとう」を繰り返す「ありがとう~世界のどこにいても~」。これもとても盛り上がります。

今日ラストの曲となったアンコール3曲目で、またしても奇跡が起きました。

最後の曲は、「You & I」という楽曲です。この曲の一節に、以下のような歌詞があります。

大切な宝物たちの誕生日 お祝いしよう

生まれてきてくれて Thank you

ずっとずっとずっと一緒に これからも歩いてね

実は密かに「MCで『今日が誕生日の人~?』とか、話題にして」と念じていた私。この歌詞に「『誕生日』だって!!!!」と大興奮。セットリストを下見していなかった長女も大感激です。願えば叶う! ほんと奇跡!

ありがとう、神様!!!

とまた天にお礼を伝えていたのでした。

親切なお姉さんから銀テのプレゼント

最後はこれまたお約束の「天井から銀テープ(銀テ)が降ってくる」演出。今度こそ本当に終演です。

高2長女の誕生日ということで、ぜひとも記念に銀テを取りたいと意気込んでいましたが、私たちの席は2階スタンドの端っこ。上には3階席があり、銀テは降ってきませんでした。

でも、いつものライブで長女は銀テを何本も取れたとき、周りの取れなかった人に分けてあげています。そんな長女が誕生日に銀テを入手できないのは、いかにも残念です。

前方の席で何本も銀テを持っている母世代の女性がいたので、

「娘が今日誕生日で、銀テがぜひほしいと思っていたのですが、1本お譲りいただけないでしょうか」

と声をかけました。が、あからさまに眉をひそめ断られてしまいました。

「いいよ、いいよ」と長女は言いますが、会場を出る列に並んで歩きながら、表情は明らかにがっかりしています。

「会場に戻って、分けてくれる人を探そう。さっきの人には嫌がられたけど、いつものあなたみたいに、分けてあげようっていう心がけの人もきっといる。次に声をかけた相手がそうかもしれないよ」

と長女の腕を取って、踵を返したそのとき、20歳すぎと思しき可愛らしいお姉さん二人連れが、手に10本くらい銀テを持っていらっしゃいます。

「よかったら銀テを1本、お譲りいただけませんか」

と再度声をかけたところ、

「あ、いいですよ」

とのお返事。ホントですか?! お姉さんが天使に見えます!

「ありがとうございます。今日、この子が誕生日で、記念に絶対持ち帰らせてやりたかったんです」

と事情を説明すると

「そうなんだ、おめでとう! もっとあげるよ」

と2本、3本と銀テを娘に手渡してくださいました。

感激です。「求めよ、さらば与えられん」という聖書の言葉が思い出されます。

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この日の高2長女のInstagramには、ライブの感想とともに

「ありがとうお姉さん!お母さん!JUMP!最高の誕生日だったな〜」

との1文が。私にとっても、本当に幸せな母業開始記念日となりました。

Hey!Say!JUMPと関係者のみなさま、いつも娘に笑顔をありがとうございます! 最高の、最高の1日でした!

 

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