8月1日に、高岡市戸出町におしゃれなコワーキング COMSYOKU(コンショク)がオープン。前日の7月31日にはオープニングパーティが開催され、施設の見学をさせていただきました。
【コワーキング COMSYOKU(コンショク)入り口の黒板】
コワーキングスペースとは
「コワーキング」とは英語の新語で「Coworking」のことです。
「Co」は「共同」を意味し、「Coworking」で「共同で仕事する」を意味し、「Coworking-space」は「共同で仕事する場」ということです。
いわゆる「シェアオフィス」との違いは、利用者同士の交流や協同を重視する点です。そのため、図書館のようにその日によって自由に席を選べるスペースが広く取られていたり、セミナールームなどが充実していることが多いようです。
こうした特長から、孤独になりがちな起業家やフリーランス、会社以外の場所と出会いに刺激を求める方々から支持を集めています。
最近は都市部を中心に増えていて、私も東京などに出張のおり、単発で利用させていただくこともあります。
【東京神保町のコワーキングスペースEDITORYにて】
「COMSYOKU(コンショク)」ネーミングの由来
なぜ「KONSYOKU」ではなく「COMSYOKU」なのか。
「ローマ字で書いたとき、間違えそうじゃないか」と名前を初見したとき感じたのですが、「COMSYOKU」という名前の由来は以下のようなものだそうです。
「COM」…混ざる(commix)や「混」、コミュニティ(community)、協働(cooperation)
「SYOKU」…職、食、色→様々な職業の人たちがコラボ、様々な食文化を持ち寄る、いろんな価値観をぶつけあう
いろんな思いが詰まったコンセプトが、掛詞に込められていました。
ちなみに関係なかったのですが、「Com」はベトナム語で「ご飯」のことでもあります。「ご飯を食べる」ともとれるお名前で、個人的にはほんわかと好感が持てるネーミングです。
県内外から100人以上が集ったオープニングパーティ
さて、7月30日はオープニングパーティが開催され、お邪魔してきました。
パーティには、県内外からフリーランスや経営者、学校関係、銀行家、デザイナーやカメラマン、ライター、イベント主催者などなど多彩な面々が100人以上出席。オーナーの明石博之さんの施設とコンセプトのご説明が始まりました。
乾杯の後は、参加者が美味しいお料理とドリンクを楽しいつつ交流を深めました。
【高岡のCOMMA COFFEE STANDさんのお料理】
【受付カウンターはこの日はバーカウンターに。Beer Cafe ブルーミンさんのビールが振る舞われました。電車で行けばよかった!】
COMSYOKU(コンショク)はこんな場所
この日は、COMSYOKU(コンショク)の中も見学できました。
まずここが「コワーキングホール」と呼ばれる場所。手前のソファのエリアは「専用ラウンジ」です。
フリーアドレスで利用できます。
奥の本棚には、工学院大学から貸し出されたという書籍が並んでいました。
こちらは個室です。
ヨガなどのワークショップができるスタジオもあります。
※この日は飲食スペースとして利用できるよう、A、Bのスタジオをつなげ、テーブルが出してありました。
こちらはスタジオC。
椅子8脚まで設置OK。ホワイトボードやプロジェクターが利用可能です。
ワークショップキッチンは、広々として使い勝手がよさそうです。
このほか、壁に面したフリーデスクもあります。ここはビジター専用スペースとのこと。
集中して原稿を書きたいときなどは、こちらが隠れ家っぽくていいかもしれません。
COMSYOKU(コンショク)の立地は意外によい?
COMSYOKU(コンショク)ができた場所は、私が通っていた高校のすぐそばで、非常に馴染みのある地域です。
「高岡市戸出に、コワーキングを利用するために、わざわざ来る人はいるのか?」
という気持ちが、お邪魔する前には、正直なところありました。
そこで、改めて戸出この戸出のCOMSYOKU(コンショク)。各地からのアクセスを確認してみました。
- 高岡市丸の内…国道156号線で約20分(約9キロ)
- 富山市丸の内…県道9号線をつかうと約40分(約23キロ)
- 金沢駅から…北陸自動車道を利用して約45分(約40キロ)または、北陸新幹線と城端線で約45分プラス徒歩10分
- 東京駅から…新幹線で、新高岡駅乗り換え1回城端線戸出駅下車徒歩10分、トータル約4時間
こうやって書いてみると、意外にそこまで不便なエリアでもないかもしれません。特に首都圏から見ると、新幹線で乗り換え1回です。
また、富山市と金沢市を行き来するような方には中間地点にあたり、ちょうどよいサードプレイスになりそうです。
主婦として注目は、場所がスーパーマーケット「大阪屋ショップ戸出店」の2階ということであること。駐車場が無料で使えるほか、ついでに日用雑貨や食料品の買い出しもできるのは便利ですね。
利用方法
基本的に会員制。ドロップイン(単発利用)はフリーデスクのみ利用可能です。
デスクワークがメインなら月単位でフリーアドレスのデスクなどが利用できまます。料理やスタジオは時間単位での利用です。
入会には書類審査があるので、余裕をもって申し込むといいですね。
詳しい料金や申込み方法は、COMSYOKU(コンショク)ホームページからご確認ください。
個人的な感想
「まさか戸出にこんな場所が?!」
と目を疑うおしゃれで設備が充実したコワーキングスペースでした。
戸出という立地ではありますが、国道や県道に隣接しており駐車場も利用しやすく、車社会の富山では街なかや駅チカのコワーキングよりむしろ利用しやすいと感じました。
東京の方から見れば、富山市内の総曲輪あたりに行くのと、大きな違いはないかもしれません。
どこかに事務所を借りたり、私のような自宅しごとのメリットを感じていない方には、とても使い勝手のよいスペースだと感じます。
ただ、まだ子育て中の私の場合は、
「休憩時間の気分転換に家事を片付ける」
「パソコン業務と並行して、オーブンやIH鍋で夕飯の支度ができる」
「子供がいないときは、集中して原稿書きができる」
「帰ってくる子供に『おかえり』と言える」
というのが、自宅で働く大きなメリットです。
ちなみに、我が林原商店の自宅事務所からは自動車で約20分(約9キロ)あり、上記のようなメリットが失われてしまうのが、利用をためらう点ではありました。
私の場合は、コワーキングホールは気分転換や交流に利用し、ワークショップスタジオでセミナーなどできたらいいな…と感じました。(当初はお試し利用もあるようです。何か決まりましたら、またお知らせします)
利用者同士の上質な繋がりが生まれて「わざわざ行きたい場所」になり、多くの方が集う場になることを期待しています!
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商店日報
昨日は、富山県唯一のトライアスロン大会である「いきいき富山トライアスロン」が開催され、私は例年どおり審判として参加しました。富山市はこの夏一番の暑さを記録し、選手、スタッフ、応援、誰もにとってハードな1日となりました。
みなさま、お疲れ様でした!
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