文章を書いて報酬を得る「ライター」は、ひとことに「ライター」といっても、書く文章や媒体によっていくつかの種類に分かれます。境界線がはっきりしないものもありますが、おおまかな特徴をご紹介します。
【富山県の中学2年生の職業体験「14歳の挑戦」で、中学生ライターさんから取材 2017年7月19日】
さまざまな「ライター」
コピーライター
商品やコンテンツの広告に掲載する文章を書くお仕事です。コピーのタイプによっても分かれます。
イメージコピーライター
企業や商品などのイメージを伝えるためのキャッチコピーを主につくるライターです。
セールスコピーライター
その名の通り「売るための文章」をつくるライターです。購入や問合せ、申し込みなど、直接の反応を求める広告の文章を書きます。
ルポライター
現地取材によって得た情報をもとに記事を執筆するライターです。主に社会的な事象を現地取材や関係者への聞き取り取材し、記事にまとめます。
現場での取材、報告・レポートが主な仕事です。「フードライター」「美容ライター」「金融ライター」など、ジャンルを限定して活動する場合もあります。
ジャーナリスト
ジャーナリズム(時事問題の報道・解説・批評などを行う活動)を行うライターです。社会的なテーマについて、自分自身の見方や見解をもとに、解説や批判を加えて執筆します。
ゴーストライター
書籍や記事、脚本などを誰かの代わりに書くライターです。忙しい経営者やタレントなどが著者の書籍は、実際はゴーストライターが書いていることが多いと言われています。
私もインタビューしてその人の言葉として文章をまとめるお仕事をいただいております。これはゴーストライター的なお仕事です。
コンテンツライター
読者に「面白い」「役に立った」「感動した」と思わせるコンテンツ(情報)をつくるライターです。読者のニーズを捉えたり、読者に「ほほう」と思わせる独自の視点や情報収集能力が求められます。
Webライター
サイトやブログなどWebサイトに掲載する文章を書くライターの総称として使われます。
最近はネットを通じた募集が多く、ネットや書籍にある情報をまとめて記事にするような仕事もあり、「気軽に始められる」などともいわれることもあるようです。
ただし、しっかりとしたサイトを作るとき「コンテンツライター」や「Webライター」には、紙媒体同様に執筆テーマに合わせた専門知識や文章力が必要なことに加え、Webディレクター(編集者)から提示されるサイトのコンセプトや狙いに合わせた書き分けのスキルや、HTMLやコーディングなどWEB関連の知識、検索されたとき上位表示されるための「SEOライティング」などが求められます。
目的に合わせてライターを選ぼう
ひとことに「ライター」といっても、上記のような種類があります。
ライターのなかには、そのいくつかを掛け持ちしている人も多く、得意なジャンルや執筆スタイルがあります。
私は編集者として概ね全てのジャンルに関わっております。
私に書いてもらいたいという要望をいただいたときや、編集者として関わっている企画で予算不足や大急ぎなどでライターが外注できないときは、ライターとしてアレコレの分野や執筆スタイルに対応しています。
とはいえ、それでもあまり得意ない分野は、正直なところあります。例えば「エロ」「グロ」やギャンブル、風俗関連など。メジャーなジャンルでいうと「スポーツ」はあまり得意ではないので、ライターを別にお願いします。
つまり、ライターに頼むときは、目的に合ったジャンルと執筆スタイルが得意なライターに依頼するのがオススメです。
事前にそれまで書いた文章や記事、広告などを確認したり、得意分野を確認して、ミスマッチを防ぎましょう。
商店日報
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