書籍や雑誌、パンフレットやリーフレットには、開く向きが右からか、左からかの2通りあります。
では、どちらの開き方にするか、どうやって決めるかはご存知でしょうか。
実は、この開き方には決まりがあります。
「右開き」と「左開き」はどっちがどっち?
この開く向きを指す言葉は、
「右開き」と「左開き」
といいます。
冷蔵庫のドアの開く向きにも、使われる言葉です。
これ、どっちがどっちか、わかりづらいと思いませんか。
わかりづらい理由は、右開きが
「右を開く」
「右に開く」
のいずれにも受け取れるからです。ここはこれを機に、
「右に」
が正しいと覚えておきましょう!
「右綴じ」「左綴じ」は見たとおり覚えてOK
また、似た言葉に、「右綴じ」と「左綴じ」があります。
これは、重ねた紙が、左右どちらで綴じてあるかを表します。
例えば、本などを表紙が上、裏表紙がテーブルに接するように置き、上辺を向こう、下辺を手前に向けた(つまり、フツーに置いた)とき、右側が綴じられているのが「右綴じ」です。
つまり、「右綴じ」は「右開き」ということ。
、綴じ方、開き方は「右綴じ右開き」と「左綴じ左開き」の2パターンになります。
「右開き」「左開き」のどちらにするかの決まり
この「右開き」「左開き」、つまり本やパンフレットはどちらからめくるかには、決まりがあります。
お手持ちの本や雑誌をめくってみて、考えて見てください。
……いかがですか。
実は、とてもシンプルな法則なんです。
パンフレットの中や書籍の本文が……
縦書きなら、「右綴じ右開き」
横書きなら「左綴じ左開き」
となります。
ですから、縦書きの新聞は……右開き。
横書きの数学の教科書は……
そう、左開きです。
レイアウトの前に縦書きか横書きかを決めよう
縦書きか横書きかを後から変更すると、どちらから開くかも変えなくてはいけません。
すると、読む順序に従って、文章や写真の配置も変えることになり、修正に手間がかかってしまいます。
ご自身でパンフレットやリーフレット、広報誌などを作るときは、まず、
「縦書き」か「横書き」かと、
それに伴う「右開き」か「左開き」か
を決めましょう。
それから、レイアウトを考えるのがオススメです。
GOOD&NEW
とある赤ワイン
WordPressに新しくプラグインを追加
メルマガ登録はこちらから
ここだけに掲載している林原りかの「自分史的自己紹介」をお届け後、言葉やブランディングで、ビジネスと人生を充実させるヒントをお伝えしています。返信もOK!