アプリとニュースレターの共通点といわれたら、何のことだと思われますか。
一方はスマホ、一方は紙の印刷物という媒体の違いがありますが、実はこの2つのツールは同じような使い方がされています。
読者と目的で考える
その答えは、
読者と目的
です。
どういうことかピンとこないかもしれませんので、解説をさせていただきます。
「アプリの投稿」と「ニュースレター」の共通点
アプリとニュースレターの読者は以下のような方であることが多いのではないでしょうか。
・商品、サービスを一度は購入したことがある
・商品、サービスやその提供者にかなり好感を持っている
そして、この2つのツールに共通する目的は、主に以下の2点です。
1、リマインド
「リマインド」とは、「私を忘れないで」とアピールして、思い出してもらうことです。
2、信頼感、親近感を生み出す
この2つの効果から、一度購入なさったお客さまにリピート購入を促したり、ファンになっていただくのが、これらのツールを使って情報発信する目的です。
こうした親密度の高いツールでは、自分たちがお客さまに向き合うとき同様の姿勢と言葉でお客さまに発信すればOK。
心理学や脳科学の理論を駆使したセールスコピーも、巧みな言語センスが光るイメージコピーも、必須アイテムではありませんよ。
「アプリのブログ」と「ニュースレター」のネタいろいろ
ということで、読者と目的をふまえ、こんなネタがオススメです。
1、ニュース
まずは、自分たちにとってのニュースです。
これには、「過去の出来事」と「未来の出来事」の2つがあります。
過去の出来事
例 イベント、マスコミに取り上げられたことの報告 など
未来の出来事
例 これから開催するイベントの告知、新商品の発売予定 など
2、自分のことを伝える
相手との信頼関係や安心して話せる関係を構築するためには「自己開示」が有効とされています。同じように、信頼関係を構築することが目的のアプリやニュースレターでも、「自己開示」が有効です。
ネタの例
近況報告、プライベートの出来事、ペットの話、映画や本のこと、スタッフ紹介
季節のトピックスなど一般的な事柄を紹介するときは、書き手のスタッフならではの視点や、その会社・お店ならではの情報を加えると、お客さまにとって興味深い読み物となります。
3、教育
「教育」というと上から目線のようですが、専門家としてのアドバイス(商品・サービスに関する知識、ノウハウ)のことです。信用・信頼をもたらすのに効果的です。
例えば以下のような話題はいかがでしょうか。
- オススメしたい商品・サービスへの思いやストーリー
- 理念、ポリシー、ミッション、ビジョンなど
- 歴史(起業のきっかけ、苦労話、転機
4、お客さまの声、お客さまとのエピソード
だれでも一番最初のお客になるのは心配なものです。先にお客さまがいるなら、その声はぜひ紹介しましょう。
5、特別なお客さまへのイベントや特典
例えば、その年のお客さまをお招きしたパーティや読者だけのクーポンなどです。
「あなたは特別なお客さまよ♡」というメッセージを届けます。
以上のようなネタのほか、「コレは忘れずに!」というのが……
6,レスポンスデバイス
です。
これは、お客さまがあなたに連絡したくなったときの方法を指します。
電話番号やメールアドレス、FAX番号や店舗の場所などは、アレコレと探さなくてもいいように、パッと見て分かる場所に書いておくのが親切です。
ブログやニュースレターによる情報発信の目的は「リピート」でしたよね。
リピートしたくなったらすぐできるような動線を用意しておきましょう。
なお、アプリもニュースレターは、ある程度続けないと効果がでないところも共通項です。
楽しみながら、長くお続けになることをオススメします!
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ここだけに掲載している林原りかの「自分史的自己紹介」をお届け後、言葉やブランディングで、ビジネスと人生を充実させるヒントをお伝えしています。返信もOK!